森田さんは無口 OVA アニメ・原作対応表(Bパート)
2014年04月25日 公開
OVA版「森田さんは無口」のアニメ・原作対応表です。今回はBパートをとりあげます。
森田さんは無口 OVA アニメ・原作対応表(Bパート)
はじめに
- OVA版「森田さんは無口」のBパートで使われた原作の一覧です。アニメ側から見た原作エピソードを紐付けしてあります。
- アニメの各場面については 時系列順にキャプチャ画像を掲載してあります。アニメをご覧になっていた方なら、どのシーンなのかは頭に浮かぶと思うので、その場面の代表的なカットだけをキャプチャしました。原作の当該コマもしくはそれに近いコマも載せてあります。
- 原作には4コマ単位のサブタイトルが無いので、単行本の掲載ページ、掲載位置で識別しました。掲載ページは数字を記し、掲載位置の方は次のとおりです。
- 原作各話の1ページ目の4コマは「扉」
- 2ページ目以降はページあたり2本掲載されているため、右側を「右」、左側を「左」
- 単行本の巻頭カラーは「頭」
- 単行本のおまけ4コマは「お」
- アニメは必ずしも原作準拠というわけではないので、違い等があれば備考欄に記載しておきました。その他、気付いた点についても備考欄でふれてあります。
- 原作者・佐野妙先生がOVA用に描き下ろした原案は、背景色を水色にしてあります。 原案は佐野先生の公式サイトにあるOVA購入者限定のページで公開中! ネーム(ラフ原稿)形式のものが4ページあり、1ページあたり4コマ漫画が2本描かれています。原案はOVA購入者向けの限定公開なので、下記の対応表内に当該コマは掲載していません。 見たい人はOVAを買いましょう!
- 背景色が黄色の話はTVアニメ版と重複しているエピソードです。
アニメ・原作対応表
ID | アニメ | 原作 | 備考 | ||||
代表的な場面 | 当該コマ | 巻 数 |
話 数 |
頁 | 位 置 |
||
1 | ![]() 登校の途中、真由が美樹の化粧に気付く |
![]() 原作では教室で化粧に気付く |
1 | 11 | 66 | 扉 | 季節設定が異なるため、原作は冬服、アニメは夏服(以下同様)。 真由と美樹の朝の登校シーンはアニメオリジナル。原作では最初から教室の場面になっている。 美樹がしゃべっているドラマの話題は、原作2コマ目と3コマ目のセリフを膨らませたもの。 原作の扉マンガに必ずある定型ナレーション 「女子高生森田真由」 「人よりちょっぴり無口です」 は省略された。 |
2 | ![]() 真由をびっくりさせて声を聞こうとするメガネ娘 |
![]() 原作の舞台は図書室 |
1 | 1 | 9 | 左 | 舞台設定が異なり、原作は図書室、アニメは真由の教室。真由の行動も変更され、原作では本を読んだりしているが、アニメの方は黒板を消している。 原作には美樹と千尋は出てこない。アニメではこの後、調理実習の話があるので、美樹に「先に行ってるね」という伏線的なセリフを言わせている。 原作4コマ目のナレーションは省略された。 |
3 | ![]() 騒いでいた女子生徒を注意する家庭科教師 |
![]() |
1 | 7 | 44 | 右 | 原作1コマ目の「本日調理実習」というナレーションは、調理実習室の表札大写しで代替。 原作で真由と一緒に調理しているのは美樹だけ。アニメでは美樹の他に千尋もいる。 似たようなシチュエーションの話は原作1巻・第3話(P.20右)にもあるが、オチが異なる。 |
4 | ![]() 見た目はきれいに出来た真由のクッキーだが… |
![]() |
1 | 7 | 45 | 右 | Aパートのクッキーの話とは対照的なエピソード。真由はお菓子作りが苦手らしい。 1コマ目のモブキャラ女子のセリフは省略された。2コマ目と3コマ目の千尋のセリフが、アニメでは順番が逆になっている。 4コマ目のナレーション「食べた人が無口になりました」は省略。 |
5 | ![]() 美樹と千尋の反応を見て落ち込む真由 |
![]() |
1 | 7 | 45 | 左 | 原作の美樹と千尋は真由の後ろに立っているが、アニメの方は前にいる。そのため、美樹と千尋の立っている場所が左右逆。 原作で真由にチューしようとしているのは美樹だけ。アニメではキマシ増量。千尋もチューに加わり、二人で真由の頬にキスしている。 |
6 | ![]() 山本さんのスタイルに憧れる真由 |
![]() |
2 | 34 | 102 | 右 | 原作1~2コマ目だけをアニメ化。 シーン冒頭のプール授業の光景、山本さんが水着のお尻の食い込みを指で直す描写はアニメオリジナル。 2コマ目の真由のモノローグ「(胸が)もうちょっとあればなー」は省略された。原作絵でもアニメ絵でも真由は意外と胸が大きく、どんなに少なく見積もってもCカップはありそうなので、モノローグが削除されたのかも。 美樹の髪留め方法がアニメと原作で異なる。原作は前髪を頭頂部で1つにまとめ、ヘアゴムでまとめている。アニメは前髪の左右の生え際をヘアピンで留めている。 アニメ化されなかった3~4コマ目には千尋が登場し、キマシ全開!山本さんが女であることを残念がっている。 |
7 | ![]() まるで温泉気分の美樹 |
- | - | - | 1 | 右 | 原案は佐野妙先生がOVAのために描き下ろした話。 OVA購入者であれば佐野先生の公式サイトでネーム(ラフ原稿)を見ることができる。今のところ単行本には収録されていない。 なお、原案がそのままアニメ化されているわけではない。3~4コマ目の真由の妄想(温泉に入っている猿を思い浮かべる)は省略された。 |
8 | ![]() 真由が水面から顔を出す |
![]() 潜水をしていた |
2 | 34 | 102 | 左 | 原作をアレンジしてアニメ化。真由が水面から顔を出す描写以外はアニメオリジナルと言ってもいい。 OVA版では真由が潜水していた描写が省略された。そのため、水面から顔を出した意味が分かりにくい。 この話はTVアニメ版・Silence09で、ほぼ原作どおりアニメ化されている。 |
9 | ![]() 真由が美樹を膝枕 |
- | - | - | 3 | 右 | 原案は佐野妙先生がOVAのために描き下ろした話。 シチュエーションは原案と同じだけど、膝枕を「するキャラ」「されるキャラ」が異なる。 【原案】 千尋が山本さんを膝枕する (千尋のひざが枕) 【アニメ】 真由が美樹を膝枕する (真由のひざが枕) |
10 | ![]() 生まれ変われるならスクール水着になりたい! |
- | - | - | 2 | 左 | 原案は佐野妙先生がOVAのために描き下ろした話。 男子2名(眼鏡・茶髪)の妄想対象が異なる。 【原案】 真由の水着の日焼け跡を見て妄想している。アニメ化されていないが、原案には真由の日焼け跡の話(P.2右)がある。 【アニメ】 真由が美樹を膝枕している光景を見て妄想。 |
11 | ![]() 掃除の時間、美樹と千尋がお日様の匂いの話題 |
![]() |
1 | 12 | 70 | 扉 | セリフが若干変更されているが、ストーリー展開は原作準拠。 原作の美樹と千尋はシャツの上にスクールベストを着て掃除をしている。 真由が「お日様の匂いの正体はホコリやダニの死骸だなんて…」と独白する場面で、アニメでは「※都市伝説です」という注意書きが表示されている。 5コマ目の定型ナレーション「女子高生森田真由 人よりちょっぴり無口です」は省略された。 |
12 | ![]() 山本さんが美樹と千尋に お日様の匂いの正体を告げる |
![]() |
1 | 12 | 71 | 右 | 美樹の鼻や口がホコリやダニだらけになるイメージ画像(モザイク入り)が挿入されている。 |
13 | ![]() なぜか真由に冷たく当たる山本さん |
![]() |
1 | 12 | 71 | 左 | 原作2コマ目で美樹と千尋はティッシュで鼻をかんでいる。アニメでは口と鼻を手で押さえているだけ。 山本さんが「あなたを見てるとムラムラする」と言った後、アニメの真由は握っていた自在ほうきを落としている。 |
14 | ![]() 2回目のムラムラ発言が炸裂! |
![]() |
1 | 12 | 75 | 右 | 原作1~2コマ目に相当する場面が、アニメではカメラを引いたロングショットになっている。真由のモノローグ「山本さん怒ってるかな?」「謝らないとな…」は省略された。 山本さんの2回目のムラムラ発言が原作とは異なる。 【原作】 「私あなたに見られてるとムラムラするんだけどっっ」 1回目のムラムラ発言とは逆で、真由に見られてムラムラ。【アニメ】 「あなたを見てるとムラムラするんだけどっっ」 1回目と同じで、山本さんが真由を見てムラムラ。この話はTVアニメ版・Silence10でも映像化されているが、ストーリー構成が変則的になっている。OVA版は原作準拠。 |
15 | ![]() 母の教えを思い出す真由 |
![]() |
1 | 12 | 75 | 左 | 原作1コマ目の「母 由美」という説明文字、4コマ目の真由のモノローグ「山本さんの本音って…」が省略されている。 これもTVアニメ版・Silence10と重複。TVアニメ版では原作2~3コマ目が端折られたが、OVA版は全てのコマをアニメ化している。 |
16 | ![]() 山本さんを怒らせたと思い、しゅんとなる真由 |
![]() |
1 | 12 | 76 | 右 | TVアニメ版・Silence10は原作と異なり、山本さんだけが真由に謝罪している。 OVA版は終始原作どおりの展開で、真由も謝っている。 |
17 | ![]() 「森田さんの目って冷凍イカみたいだから怖くて・・・」 |
![]() |
1 | 12 | 76 | 左 | ストーリーは原作どおりで、冷凍イカの演出はアニメならではの派手なものになっている。 原作4コマ目に花は登場していないが、アニメでは美樹・千尋と一緒に真由を観察。「真由ちゃんどうしたのかな?」というセリフも追加された。 このシーンのBGM「冷凍イカの歌」はTVアニメ版・Silence10でも使われている。 |
18 | ![]() 山本さんが真由に冷たい理由は「好きな子ほどいじめたくなる感じ?」 |
![]() |
1 | 12 | 74 | 右 | 美樹・千尋のセリフがアレンジされたり、花のセリフが追加されていたりするが、話の流れは原作準拠。 TVアニメ版・Silence10の方はメガネ娘のモノローグが省略されたり、真由が美樹たちと一緒にいる。 |
19 | ![]() 下校途中、美樹が久しぶりに真由の声を聞く |
![]() |
1 | 11 | 69 | 左 | 美樹が一方的に喋っているセリフのうち、ドラマの脇役の話題はアニメオリジナル。 駅ビルのイチゴフェアの話題は原作にもあるが、アニメでは少し話を膨らませている。ところで美樹にイチゴフェアの情報を教えた「のりちゃん」って誰? 4コマ目のナレーション「久しぶりに聞いた言葉がこれでした」は省略。 ラストシーンで真由が美樹に腕組みされ、イチゴフェアへ行く描写はアニメオリジナル。 |
終始モノローグだけだった真由が、最後の最後に声(言葉)を出すという構成は、なかなかのなかなかだね!
関連記事
■ 森田さんは無口 OVA アニメ・原作対応表(Aパート)■ 森田さんは無口。 アニメ・原作対応表 Silence 01
■ 森田さんは無口。2 アニメ・原作対応表 Silence 14
■ 森田さんは無口。 アニメ・原作対応表 Special Silence 01
■ 森田さんは無口。2 アニメ・原作対応表 Special Silence 02
■ 森田さんは無口。 自作壁紙
■ お姉ちゃんが来た(第5話)に森田さんが出てた
■ 森田さんは無口 DVDガイド
■ 森田さんは無口 アニメ未登場のキャラクターまとめ
関連サイト
■ 「森田さんは無口」アニメーションDVD公式サイト (竹書房 OVA公式サイト)■ TVアニメーション「森田さんは無口。」公式サイト (竹書房 TVアニメ公式サイト)
■ 森田さんは無口 (Wikipedia)
■ 佐野妙 (Wikipedia)
■ 森田さんは無口とは (ニコニコ大百科)
■ 森田さんは無口とは (ピクシブ百科事典)
[PR]
|
||
|
||
|
||
|
スポンサーサイト