森田さんは無口 OVA アニメ・原作対応表(Aパート)
2014年04月22日 公開
OVA版「森田さんは無口」のアニメ・原作対応表です。今回はAパートをとりあげます。
森田さんは無口 OVA アニメ・原作対応表(Aパート)
はじめに
- OVA版「森田さんは無口」のAパートで使われた原作の一覧です。アニメ側から見た原作エピソードを紐付けしてあります。
- アニメの各場面については 時系列順にキャプチャ画像を掲載してあります。アニメをご覧になっていた方なら、どのシーンなのかは頭に浮かぶと思うので、その場面の代表的なカットだけをキャプチャしました。原作の当該コマもしくはそれに近いコマも載せてあります。
- 原作には4コマ単位のサブタイトルが無いので、単行本の掲載ページ、掲載位置で識別しました。掲載ページは数字を記し、掲載位置の方は次のとおりです。
- 原作各話の1ページ目の4コマは「扉」
- 2ページ目以降はページあたり2本掲載されているため、右側を「右」、左側を「左」
- 単行本の巻頭カラーは「頭」
- 単行本のおまけ4コマは「お」
- アニメは必ずしも原作準拠というわけではないので、違い等があれば備考欄に記載しておきました。その他、気付いた点についても備考欄でふれてあります。
- TVアニメ版と重複しているエピソードは背景色を黄色にしました。
アニメ・原作対応表
ID | アニメ | 原作 | 備考 | ||||
代表的な場面 | 当該コマ | 巻 数 |
話 数 |
頁 | 位 置 |
||
1 | ![]() 森田真由 (16) |
![]() 女子高生 森田真由(16) |
1 | 1 | 7 | 扉 | 原作の制服は冬服で、アニメは夏服(以下同様)。 キャラ紹介のテキストから「女子高生」が削除された。ただしナレーション音声には「女子高生」が含まれている。 美樹のセリフは原作2コマ目と4コマ目のものをほぼそのまま使用。原作のセリフはかなりの量があるが、アニメの尺を埋めるのには不十分らしく、少し増えている。 なお、原作1話の時点では村越美樹というキャラ名は出てこない。 |
2 | ![]() ハンカチの色選び 赤 or 青 |
![]() |
1 | 1 | 8 | 右 | 原作は冬の話なので、コートを着て首にマフラーを巻いている。 1コマ目のナレーションが省略された。4コマ目の方はナレーション音声として使われている。 真由がもんもん悩んでいるカットで、モノローグが増えている。 |
3 | ![]() 美樹と千尋がお菓子の試食を真由に依頼 |
![]() |
1 | 2 | 11 | 扉 | 1コマ目と4コマ目のナレーションが省略された(音声も無い)。それ以外は、セリフが若干アレンジ(順番の入れ替えなど)されている程度。 原作は三浦千尋の初登場回だが、まだキャラ名は無かった。 |
4 | ![]() フツーにおいしかったが… |
![]() |
1 | 2 | 12 | 右 | これも1コマ目と4コマ目のナレーションが省略(音声も無い)。 3コマ目の真由のモノローグの順番が入れ替えられている。 |
5 | ![]() 母の教えを思い出す |
![]() |
1 | 2 | 12 | 左 | 4コマ目のナレーションが省略された(音声も無い)。 アニメでは真由の父親の顔がまったく見えない。 |
6 | ![]() 真由「要点をおさえてわかりやすく」 |
![]() 原作には美樹と千尋は未登場 |
1 | 2 | 13 | 右 | 1~3コマ目のナレーションを真由のモノローグとして使用。4コマ目のナレーションは省略された。 原作はお菓子の話の続きではなく全然別の話。美樹と千尋の出番は無く、代わりにモブの女子生徒が登場している。 |
7 | ![]() 美樹が真由のほっぺを引っ張る |
![]() |
1 | 2 | 14 | 左 | 4コマ目のナレーション「無言の笑顔ほど怖いものはない」は省略されたが、「怖い」という単語は美樹のセリフに組み込まれた。 |
8 | ![]() サボテンの前に佇む真由 |
![]() 全然別の話の構図を使用 |
1 | 2 | 14 | 右 | 原作2コマ目の構図がアニメの場面つなぎとして使われている。ストーリーの方は未使用。 |
9 | ![]() 真由のことがちょっと苦手な花 |
![]() |
1 | 5 | 29 | 右 | 3コマ目と4コマ目のナレーション、4コマ目の解説は未使用。 ストーリーは原作どおりだけど、真由が一瞬ニヤリと微笑む描写はアニメオリジナル。 |
10 | ![]() アニメの真由は花の頭を撫でる |
![]() 原作では髪に付いたゴミを取ろうとしている |
1 | 5 | 30 | 右 | 原作のこの話の前には、真由が花の髪のゴミに気付くエピソード(P.29左)がある。アニメではその話が省略されたので、この話の1コマ目も削除。 更に真由が花の髪に手を伸ばす目的も変更された。 【原作】 花の髪に付いているゴミを取ろうとしている。 【アニメ(OVA)】 怯えた花を落ち着かせるため頭を撫でている。ちなみにTVアニメ版の方は原作と同じで、髪に付いたゴミを取ろうとしている。 真由の右手が花の髪に絡まるオチは原作準拠。 |
11 | ![]() 背後から妙な息づかいが聞こえて… |
![]() |
1 | 5 | 31 | 右 | 1コマ目のナレーション、「原因の半分以上はこの人」というツッコミ、「あ、ありがとう」という花のセリフは省略。 3コマ目と4コマ目にある真由のモノローグ「丁寧に」「ていねーに」は使われず、「はーはー」という息づかいだけになった。TVアニメ版は原作どおりで、真由の「丁寧に」というモノローグがある。 |
12 | ![]() 真由のさらさらヘアーに手を触れる花 |
![]() |
1 | 5 | 31 | 左 | 1コマ目と4コマ目のナレーションは省略。 真由と花のことを観察している男子2名(眼鏡・茶髪)のセリフが増えている。追加されたのは次の三つ。 茶髪「わかんねぇけど」 眼鏡「いいなぁ」 茶髪「ああ」 |
13 | ![]() 真由のことが気になる眼鏡と茶髪 |
![]() |
1 | 3 | 21 | 左 | 原作1コマ目と2コマ目だけアニメ化。茶髪男子の「そうだな」というセリフが追加されている。 アニメ化されなかった3コマ目と4コマ目は、真由が煎餅を囓ってうるさいという話。 |
14 | ![]() 体育のバレーボールで妙に色っぽい声を漏らす真由 |
![]() |
1 | 3 | 22 | 右 | アニメでは男子二人の回想話になっているが、原作は現在進行形の話。 回想の前後はアニメオリジナル。原作2コマ目は省略され、その他のコマはアレンジされて使われている。 4コマ目の男子のセリフは変更されている。原作の男子は、真由が漏らした声を「声」として認識していないようだ。 【原作】 眼鏡「声出さなくてもイイな」 茶髪「むしろ出さない方がイイんじゃね?」 【アニメ】 眼鏡「普段ほとんど声聞けないからな」 茶髪「たまにってのが、またイイんだ」 |
15 | ![]() 言葉のキャッチボールならぬ言葉の千本ノック |
![]() |
1 | 4 | 24 | 左 | 原作1コマ目と4コマ目のナレーションが真由のモノローグとして使われている。 真由の母親の説教(セリフ)が増えていて、尺が長くなっている。 |
16 | ![]() いつの間にかラブラブに… |
![]() |
1 | 15 | 94 | 左 | 原作2~4コマ目をアレンジしてアニメ化。 原作は真由が帰宅したら両親がラブラブ状態で、学校の教室より暑かったという話。 原作2コマ目で真由が帰宅している場面は、2階の自室から1階の居間に来る描写に変更。 4コマ目の「ここが一番暑かった・・・」というナレーションは、「あ、あれ?いつの間にラブラブに?」という真由のモノローグに置き換えられた。 |
TVアニメ版には男子生徒2名(眼鏡・茶髪)のフルネームがありますが、OVA版ではモブキャラ扱いでした。演じている声優さんは同じです。
男子キャラ | TVアニメ版 | OVA版 | 声優(敬称略) |
眼鏡 | 大野浩一 | 男子生徒A | 大下孝太 |
茶髪 | 小久保隆太 | 男子生徒B | 久保田竜一 |
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■ 森田さんは無口。 自作壁紙
■ お姉ちゃんが来た(第5話)に森田さんが出てた
■ 森田さんは無口 DVDガイド
関連サイト
■ 「森田さんは無口」アニメーションDVD公式サイト (竹書房 OVA公式サイト)■ TVアニメーション「森田さんは無口。」公式サイト (竹書房 TVアニメ公式サイト)
■ 森田さんは無口 (Wikipedia)
■ 佐野妙 (Wikipedia)
■ 森田さんは無口とは (ニコニコ大百科)
■ 森田さんは無口とは (ピクシブ百科事典)
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