森田さんは無口。2 アニメ・原作対応表 Silence 15
2014年03月08日 公開
TVアニメ版「森田さんは無口。2」Silence 15『お菓子作りは真剣勝負』のアニメ・原作対応表です。
森田さんは無口。2 アニメ・原作対応表 Silence 15(TVアニメ版2期・第2話)
はじめに
- TVアニメ版「森田さんは無口。2」Silence 15『お菓子作りは真剣勝負』で使われた原作の一覧です。アニメ側から見た原作エピソードを紐付けしてあります。
- アニメの各場面については 時系列順にキャプチャ画像を掲載してあります。アニメをご覧になっていた方なら、どのシーンなのかは頭に浮かぶと思うので、その場面の代表的なカットだけをキャプチャしました。原作の当該コマもしくはそれに近いコマも載せてあります。
- 原作には4コマ単位のサブタイトルが無いので、単行本の掲載ページ、掲載位置で識別しました。掲載ページは数字を記し、掲載位置の方は次のとおりです。
- 原作各話の1ページ目の4コマは「扉」
- 2ページ目以降はページあたり2本掲載されているため、右側を「右」、左側を「左」
- 単行本の巻頭カラーは「頭」
- 単行本のおまけ4コマは「お」
- アニメは必ずしも原作準拠というわけではないので、違い等があれば備考欄に記載しておきました。その他、気付いた点についても備考欄でふれてあります。
アニメ・原作対応表
ID | アニメ | 原作 | 備考 | ||||
代表的な場面 | 当該コマ | 巻 数 |
話 数 |
頁 | 位 置 |
||
1 | ![]() お菓子の材料をきっちり計量する真由 |
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3 | 43 | 38 | 扉 | 家庭科の授業でお菓子を作る話。アニメ冒頭で調理実習室という表札が映し出されているが、原作には教室名は出てこない。 真由のモノローグにベーキングパウダーの具体的な計量「小さじ1」が追加された。原作では「・・・」になっている。 原作3コマ目の美樹のモノローグ「あ しまった・・・」が省略された。アニメには動きがあるので、美樹の気まずさは表情の変化だけで分かる。 |
2 | ![]() 「こんなのテキトーでいいよね」という千尋 |
![]() |
3 | 43 | 39 | 右 | アニメの千尋が持っているのは薄力粉で原作は小麦粉。一つ前のシーンで真由が薄力粉を計量していたので名称を合わせたのだろう。一般的に薄力粉とは小麦粉のことを指すので問題なし。 千尋が計量をさぼり手抜きする描写は、アニメの方がいいかげん度が高い印象。はやみんボイスすばらっ! 原作4コマ目に該当する場面は、アニメではサブタイトル表示の後になっている。一つの話をサブタイ表示を挟んで分割するパターンは珍しい。 花が激おこプンプン丸になる描写で、セリフが少し増えている。一方、美樹の「キャラがちがーう」というツッコミは省略された。 |
3 | ![]() 花は家庭の事情でお菓子作りが上達したらしい |
![]() |
3 | 43 | 39 | 左 | セリフが少し変えられたり、4コマ目のナレーションが省かれたけど、内容は原作どおり。 |
4 | ![]() 花のレパートリーはモンブラン、栗きんとん、スイートポテト、芋ようかん |
![]() |
3 | 43 | 40 | 右 | 原作1コマ目で美樹がお菓子をオーブンに入れようとしているが、アニメでは既にオーブンに入れて焼いてる最中。 4コマ目のナレーション「全部すりつぶして作るお菓子です」が省略されたため、花の力こぶができた理由が分かりづらい。 |
5 | ![]() 女子の会話を聞き、お菓子を全部食べたことを後悔する美樹 |
![]() 原作では女子が男子にお菓子をプレゼントしている |
3 | 43 | 40 | 左 | 話の大筋は原作どおりだが、コマ単位で見ると変更が多い。 〔1コマ目〕 原作ではモブキャラが焼き上がったお菓子をオーブンの中から取りだしている。アニメの方は真由・美樹・千尋・花の4人がオーブンの中を見てお菓子の出来上がりを確認。 〔2コマ目〕 エプロンを脱いだ後、原作は夏服でアニメは冬服。千尋の横で花がお菓子を食べている描写はアニメオリジナル。原作では千尋の隣のキャラは見切れている。 〔3コマ目〕 千尋が指さしたキャラが異なる。原作は窓の外から実習室を覗いている男子たち。アニメはクラスメイトの女子3人。アニメに出てきた女子3名は原作P.41右に登場している。 〔4コマ目〕 美樹がお菓子を全部食べてしまったこをと後悔するオチは一緒だが、そう思うに至った過程が異なる。原作は女子が男子にお菓子をプレゼントしている光景を見て。アニメは女子の会話を聞いて。 |
6 | ![]() サツマイモを見つけ「私も何か作ってみようかなぁ」と思う真由 |
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3 | 43 | 42 | 左 | 1~2コマ目は原作どおりの流れだけど、3コマ目の描写が大きく異なる。 【原作】 真由の母親がサツマイモをふかしてしまい、お菓子を作ろうとしていた真由が呆然となる。 【アニメ】 真由がサツマイモを材料に、何を作ろうかあれこれ迷う。この時点で母親は出てこない。 4コマ目も3コマ目の変更に連動している。 【原作】 母親がサツマイモをふかし、お菓子を作れなくなったため、「せめて形だけでも」という理由でイモにロウソクを立てケーキっぽくしている。 【アニメ】 真由がお菓子を作れず、自分自身でサツマイモをふかした。ロウソクを立てたのは「こんなのしかできなかった」という自虐ネタ。 |
原作・第43話は全9本のうち6本がアニメ化されました。スルーされたのは次の3本です。
- (P.41右) 女子生徒が実習で作ったお菓子を山本さんにプレゼントする話。
- (P.41左) そのようすを見ていた牧先生が誤解を招く発言をし、山本さんが疑心暗鬼になる。
- (P.42右) 美樹がバナナケーキの作り方を教わりたくて、花の家に行こうとするが・・・。
対応表(ID:5)の中でも書きましたが、原作「P.41右」で山本さんにプレゼントを渡している女子のうち3人はアニメに登場しています。具体的にいうと1コマ目の2人(ひとつ結び、ウェーブショート)、2コマ目の右側(でこ出しショート)。この3人にはセリフもあり、DVDのEDクレジットに「女生徒 森内貴子」という名前があるので、森内さんの1人3役かも。
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■ 森田さんは無口。 自作壁紙
■ お姉ちゃんが来た(第5話)に森田さんが出てた
■ 森田さんは無口 DVDガイド
関連サイト
■ TVアニメーション「森田さんは無口。」公式サイト (竹書房 TVアニメ公式サイト)■ 「森田さんは無口」アニメーションDVD公式サイト (竹書房 OVA公式サイト)
■ 森田さんは無口 (Wikipedia)
■ 佐野妙 (Wikipedia)
■ 森田さんは無口とは (ニコニコ大百科)
■ 森田さんは無口とは (ピクシブ百科事典)
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