[アニメ感想] 仮面のメイドガイ ご奉仕特別編 (コミックス第9巻・限定版)
「仮面のメイドガイ」コミックス第9巻(限定版)の特典アニメ、ご奉仕特別編 『あの夏、いちばん豊かな乳。』の感想です。
左:コミックス第9巻(限定版)表紙、右:DVDジャケット
アニメの内容に触れています。未見の方はご注意ください。また、キャプチャ画像が多いのでページが少し重くなっています。
商品内容
まずは商品の内容から。DVDケースはスリムタイプ(厚さ7mm)のトールケース。ジャケットの裏面とDISCレーベル面は次のとおりです。
左:DVDジャケット裏面、右:DISCレーベル面
更にDVDジャケットはリバーシブル仕様になっていて、裏側には原作者・赤衣丸歩郎先生のイラストが描かれております。
DVDリバーシブル・ジャケット
DVDの収録コンテンツは下記のとおり3本。ご奉仕特別編以外は、おまけみたいなものですw
DVDタイトルメニュー
TRACK | 内容 | 収録時間 |
1 | ご奉仕特別編 『あの夏、いちばん豊かな乳。』 | 19分25秒 |
2 | TVシリーズ正統派ダイジェスト | 02分07秒 |
3 | TVシリーズ超解釈(?)ダイジェスト ※「RONDOROBE 2008」で上映された映像 |
01分01秒 |
主要スタッフとあらすじはDVDジャケットから引用しておきます。
脚本:ふでやすかずゆき/絵コンテ:迫井政行/演出:小野田雄亮/作画監督:大塚美登理、渡辺和夫、玉井君子
おじいさまに借りた富士原家専用の別荘島で夏のバカンスを過ごすなえか達。しかし、誰もいないはずの無人島に浦島太郎を名乗る巨乳好きの怪老人が現れなえかをつけ狙うのだった。海に温泉に神出鬼没。しかもコガラシの追跡ですらかわす逃げ足を誇る太郎はいったい何者か・・・。そして太郎を捕らえるべく、幸助の考えた秘策とは。
ストーリー
夏休みを利用して、祖父の別荘がある無人島に来たなえか。美和、英子と一緒に砂浜で大はしゃぎしていたところ、突然何者かに足を掴まれ転倒する。まさかのアバンチュールを期待したなえかであったが、振り返ると恋愛対象外の老人の姿がそこにあった・・・。
なえかはフブキから習った護身術を使い、謎の老人を撃退する。その様子を見ていた美和と英子は「どこかから島に漂着してきたのではないか」と言い、なえかを非難。二人が老人を介抱すると、すぐに老人は息を吹き返し、自分は浦島太郎だと名乗る。更に「一度捕らえた獲物を逃がすほど耄碌もしとらん!」と叫ぶや、釣り糸でなえかを一本釣りに。そして、浦島の釣り糸さばきでビキニを引き剥がされ、乳首が露わになる。これに激怒したなえかは、やばいから突かない方がいいと指導された経絡秘孔を躊躇無しに突き、浦島にとどめをさした。
一方、別荘でなえかの悲鳴を聞いたフブキは、なえかの身に何か良からぬことが起きたのではと心配する。しかし、コガラシはメイドガイイヤーで状況の終了を確認。それを聞き、顔をひきつらせるフブキであった。
★
夕食は別荘の庭でバーベキュー大会。その席で、なえかはビーチで起きた一件をフブキとコガラシに告げる。それを聞いたフブキは、不審者の捜索と身柄確保をコガラシに命令。コガラシは「ドジっ娘メイドに言われるまでもない!」とやる気満々。しかし、「ドジっ娘メイド」にカチンと来たコガラシにより、人間バーベキューに。
食事の後、別荘に備え付けの温泉に入ったなえか、美和、英子。昼間の不条理な出来事を思い出していると、そこに浦島が再登場。「今度こそ逃しはしない!」と言い放ち、釣り糸を操り始めた。
その頃、幸助は夜の浜辺を散歩中。頭にはなぜか絆創膏が貼られている。幸助が浦島太郎の行方を思案していると、突然、海中からウミガメが出現する。そして、時を同じくして別荘の方角からは、なえか達の悲鳴が聞こえてきた。
温泉では、なえか達が風呂桶を投げて浦島に応戦。その場に居合わせたフブキもデッキブラシで浦島を攻撃するが、かすりもしない。そして、フブキが呆然としている間に、浦島は釣り糸一筋1300年の技でなえかを一本釣り。なえかは、素っ裸のまま温泉の外に拉致られてしまった。
なえかのピンチに変態仮面・コガラシの出番が回ってきた。メイドガイカッターで巨木を切り倒し、浦島の進路を妨害。連れ去られたなえかの奪取に成功する。なえかは顔を赤らめながらも、助けてもらった礼をコガラシに言うが、自分がスッポンポンであることに気付き、「こっち見るな!」とコガラシを一撃。「元気なようでなにより」とクールに応じるコガラシであった。
けっきょく、怪老人・浦島はコガラシの目をくらまし逃走。コガラシが浦島の正体に言及していると、突然、林の中から人語を話すウミガメが現れた。
なえかとコガラシはウミガメを別荘に連れ帰り、怪老人の正体が正真正銘の浦島太郎であることを聞かされる。何と竜宮城特製の秘薬で不老不死になり、御歳数えで1300歳だという。
本物の浦島太郎と知り幸助は大興奮するが、危うく拉致られそうになったなえかは、自分が狙われた理由をウミガメに問いただす。ところが、ウミガメはなえかの疑問には即答せず、昔話を話し始める。曰く、今から1300年前、竜宮城を訪れた太郎は乙姫と恋仲になるが、女癖の悪い太郎は浮気三昧。猛り狂った乙姫に恐怖した太郎は、竜宮城を逃亡したという。これが「浦島太郎物語」の真実らしい。
昔話を真剣に聞いていたなえかは、その話と自分にどのような接点があるのか疑問を抱く。それに対して、「太郎は単に若い巨乳が好き」とさらりと言ってのけるウミガメ。それを聞き、「南の島くんだりまえ来て、伝説の人物が絡んで、それでもまたそーゆー展開か!」と、乳を揺らしながら怒り狂うなえかであった。
自分の境遇を嘆くなえかは脳内妄想の世界に逃げ出し、赤提灯の屋台でヤケ酒をカッ食らう。すると、そこにウミガメが現れ、深刻な話をし始めた。過去幾度と発生している東海・東南海大地震の原因は、海の主たる乙姫にあるらしい。太郎に逃げられた乙姫がストレスを感じ、そのヒステリーが臨界点に達した時に大地震が起きると言うのだ。
そして、次の地震発生は2日後。それまでに太郎を捕らえて乙姫に差し出さないと、日本は壊滅状態になってしまう。しかし、コガラシからも逃げ出せた太郎を捕まえるのは容易ではない。別荘内に重苦しい空気が漂い始めた時、幸助がある作戦を思いつく。
その作戦とは、英子と美和をスク水に着替えさせ、胸には巨乳パッドを仕込み、浦島太郎をおびき寄せる囮作戦。羞恥心と怒りで頭がいっぱいの英子と美和は、太郎捕獲後に幸助をボコボコにすることを誓う。
そして温泉の陰からは、幸助、ウミガメ、コガラシの3名が様子を伺う。「太郎さんは僕と同じ煩悩を優先させる臭いがした」と言い、作戦の成功を確信する幸助。ウミガメは見え透いた作戦だと疑問を呈するが、その直後、まんまと罠に掛かった太郎が登場。幸助は自分のスキルに酔いしれ、「スク水+巨乳!窮屈に押し込められて、それでもまだなお存在を主張する巨乳が、否応なくはち切れんばかりのボリューム感!!海辺の村に生まれ、波を枕に生きてきた男・浦島太郎。そんな彼には、やはりこのコンボ攻撃がクリティカル!!!」とウンチクをたれる。
一方、太郎は罠と知りながらも「釣り師とて、たまに釣られてみるのもまた一興」と、この状況を楽しんでいる様子。唖然とするウミガメに対して、幸助は太郎を骨抜きにする更なる作戦を説明。英子と美和が巨乳に液体石けんを塗りたくり、泡立てた乳で太郎の体を洗うというのだ!!そして、ジャンケンに勝った英子が背中を、負けた美和が正面からご奉仕することになった。恥も外聞も理性も捨て去り、左右の乳を鷲掴みにして、凄まじいリズムで太郎の体を洗う二人。巨乳少女に挟まれ、後ろから前からのスク水泡踊りに太郎は昇天寸前だ。
「今だ!コガラシさん!!」
幸助の掛け声とともに、温泉の中からコガラシが登場。メイドガイヘアーセンスで浦島を捕らえようとしたが、偽乳であることに気付いた太郎は寸前のところで脱出。それを見て、幸助は偽乳の材料と土台(美和と英子の乳)が薄すぎたと嘆く。ウミガメは、フブキを囮にすればよかったとぼやくが、「日本の浮沈が懸かっていても、やらせちゃいけないことがある!」を断固否定。横にいたフブキが顔を引きつらせていたのは言うまでもない。
「娘さん達、次に会う時まで(乳を)よ~く育てておくんだな」と捨てぜりふを吐き、立ち去ろうとする浦島太郎。為す術もなく、このままみすみす見逃してしまうのかと思いきや、まだ奥の手が残っているらしい。
「クックック、こんなこともあろうかと」
「逃走ルートに配置しておいたのさ。巨乳裸エプロンをね!」
コガラシと幸助の解説どおり、太郎の目の前には裸エプロン姿のなえかが配置されていた。そして、恥じらいの表情で
「お夕食?それとも、あたし?」
と定番の言葉を投げかけるなえか。しかし、セリフ棒読みのため、興をそがれた太郎は完全スルー。あまつさえ、その場を立ち去ろうとする。焦ったなえかが太郎を追い掛けると、突然エプロンがはだけて巨乳がポロリ。激しく揺らせばエプロンが肩ひも切れるように、幸助がギミックを仕込んでおいたようだ。
眼前で若い娘の生乳を見せられては立ち去るわけにもいかず、なえかの巨乳に目が釘付けとなる太郎。そして、奥の手はこれだけではなかった・・・。
「そしてたたみ掛けるがごとく、更なる奥の手!」
コガラシはそう叫びと、メイドガイヘアーでフブキのメイド服を剥ぎ取る。そして、フブキは貝殻ブラ&貝殻パンツの海の女神様姿にクラスチェンジ。
「クックック、見たかこれぞメイドガイスチールヘアーセンス!海産物お色直し!!」
突然の色気ムンムン巨乳美女の出現に、太郎の目はフブキのエロボディをロックオン。今さっき見たなえかの乳ポロリは眼中にない様子だ。更になえかの乳をして「無防備で色気の無い巨乳」と言い放つ。これにカチンと来たなえかは、太郎を拳で瞬殺。実にあっけない最期であった。
お縄になった浦島太郎は、ウミガメの背中に縛り付けられ竜宮城に連行。こうして日本の危機は未然に防がれた。めでたしめでたし。
・・・と思いきや、実は今までの出来事は全て幸助の夢の中の話。しかも、夢の内容を寝言で実況中継していたので、なえか達には全部筒抜け。怒りを買ったなえかに天殺され、幸助は南の島に放置プレイされることになりましたとさ。おしまい。
感想・見所
OPとEDの映像はTV放映時と同じ。肝心の本編については、原作準拠なのかどうかは分かりません。何しろ原作コミックスを買うのは、今回が初めてですからw
内容は、相変わらずのバカ全開の乳アニメ(←褒め言葉)ですね!しかも、ここまで乳首をさらけ出すとは思ってなかったので、大興奮ですよ!!フブキさんの乳首が解禁されなかった点が唯一残念だけど、美和と英子のスク水泡踊りに免じて許しましょうw
オチはいわゆる夢オチだけど、ラストのコガラシの台詞「メイドガイ・カッターか・・・過激すぎたか」の意味がよく分からない。“メイドガイ・カッター”の部分が“デイドリーム・メイドガイ・イリュージョン”ならスッキリするんだけどねw
以下、主な見所のアニメーションGIFです。ブラウザのJavaScriptを有効にしないと表示されません。
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関連サイト
■ アニメ『仮面のメイドガイ』 オフィシャルページ■ 仮面のメイドガイ (富士見書房)
■ [仮面のメイドガイPSP]ボヨヨンバトルロワイヤル (PSPゲーム公式)
■ 仮面のメイドガイ (Wikipedia)