[アニメ感想] 今日の5の2 第10話

はじめに
第10話のあらすじ、主要スタッフはスタチャ公式サイトから引用しておきます。脚本:子安秀明/絵コンテ:西森 章/演出:イワナガアキラ/作画監督:永松久芳/美術監督:平間由香
木枯らしの吹く中、登校してくるチカ。教室ではユウキとメグミが寒そうにしている。そこへナツミが半そで姿で、汗をかきながらやってきた。驚く3人に、寒いから学校まで走ってきたというナツミ。その姿を見て、ユウキがあることを思いつく。
別の日。リョータが、急に目が痛いと言いだした。ユウキは彼に、「王子さまのケガを治すにはお姫さまのキスが効く」と言って、チカとキスをするよう迫る。その発言を怪しんだチカは、ユウキに「私で治らなかったら、ユウキちゃんもやってね」と言う。
ストーリー&感想
今回は原作ありの話が1本(37時間目)とTVAオリジナル話は3本(36、38、39時間目)という、最近よくある構成。オリジナル話の中では、36時間目「アタタメテ」がチョイエロでかなり面白かったが、残りの2本は正直イマイチだった。作画も前回と比べると少し残念な出来。ただ、カズミの出番が意外と多く、カズミ萌えとしては及第点かなw36時間目「アタタメテ」

《ストーリー》
急に寒くなってきたある日の教室。登校して来たチカはユウキとメグミに朝の挨拶して、寒さ談義。「早く暖房を入れてくれないかな」とメグミが口にすれば、ユウキは「それにしても本当に寒いんだけど」と震える。するとそこに、「おっはよー!!」という元気一杯の声と伴にナツミが登場。寒いから学校まで走って来たというナツミは、体がポカポカの夏状態だ。
そんなナツミの様子を見たユウキは、突然、冷え切った手をナツミの両頬に当てる。暖まったナツミから暖を取ろうという作戦らしい。教室内を逃げ回るナツミと追い掛けるユウキ。いつの間にかナツミの周りには5の2女子が集まりだし、ナツミは臨時ストーブ係に命じられる。ユウキの掛け声と伴に、あっという間に取り囲まれ、女子のみなさんから身体中をお触りされるナツミ。頭を撫でられたり、頬刷りされたり、あまつさえ服の隙間から忍び込んだ手が柔肌をさすり、ナツミは人間ホッカイロ状態に。
女子の騒ぎに対して、男子は唖然呆然ただ赤面するばかり。しかし、少し遅れて登校してきたリョータが「なにガキみたいなことやってんだよ」という不用意な一言を発したため、事態は新たなステージに・・・。
《感想》
1本目はTVAオリジナルの話。感想はと言うと・・・
女子小学生の集団レズ・○イプキタ━━゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜━━ ッ !
の一言につきる。ハァハァ(;´Д`) やっぱり「今日の5の2」には、こういったライトエッチなテイストが必要。

田中ハルカ
田中ハルカ(CV:葉月絵理乃さん)は、もう準レギュどころか普通のレギュラーキャラじゃん。毎回必ずセリフがあるし、今回のナツミ陵辱シーンでは一番目立っていたw

カズミの「勝ちv」
この話ではオチ要員だったけど、カズミの「ぐぇっ」にあやうく萌え死ぬところだった ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
37時間目「メルヘン」

《ストーリー》
ある日、ユウキとカズミが校舎内を歩いていると、2年と3年の教室から「怪我をしたらツバを付ければ治る」という話が聞こえてきた。また4年の教室では「痛みには王子様のキスが効く」という噂を小耳にはさみ、流行に敏感なユウキは感心することしきり。一方、5の2ではリョータが突然、目の痛みを訴える。それを聞いたユウキは「それなら一発で治るいい方法があるわよ」と、ゲットした情報を早速披露。リョータの痛みを治すため、チカにキスをするように迫るが、「治らなかったらユウキちゃんもやってね」という反応が返って来て愕然。この後、キス要員としてカズミやコウジ達も巻き込み、話はおおごとになっていった・・・。
《原作との比較、感想》
2本目は今回唯一の原作ありのエピソード。原作・12時間目「メルヘン」がベースになっていて、OVA化されていないため、これが初アニメ化となる。原作との相違点は下記のとおり(細かいセリフ回しの変更等は除く)。
①リョータが「いたっ」と叫んだ後、ツバサが「妖精さんでもいた?」と訊いているが、原作ではコウジが「ウォーリーでもいたか?」と言っている。ウォーリーという単語が版権的にNGなのか、脚本家がネタ的に古過ぎと悟ったのだろうw

コウジのセリフ/原作12時間目から
②コウジがリョータに対して「一発で直ってこい」と言った後、原作ではチカのパンモロ(スジ入り)描写がある。TVAではテレ東規制でもちろん無しだorz

チカのパンツ丸見え/原作12時間目から
他の学年のモブキャラが可愛かったので、ついでに原作と比較しておきます。キャラデザに関しては、ほぼ原作準拠っぽいですね。
クラス | 原作 | TVA |
2の2 | ![]() |
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3の1 | ![]() |
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4の3 | ![]() |
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6の1 | ![]() |
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38時間目「メルヘンII」

《ストーリー》
「昔々、森の中を一人の王子様が旅していました。王子様は、ある恐ろしい呪いにかかっています。その呪いを解くには、お城に住むお姫様にキスをしてもらわなければなりません。果たして王子様は無事にお城までたどり着けるのでしょうか・・・」という不思議な妖精さん(カズミ)の朗読から始まる、おとぎばなし。
妖精さん曰く、王子様(リョータ)は〝短足〟の呪いをかけられているらしい。王子様はお城に向かう途中、凶暴な獣(ナツミ)に襲われたり、剣を落とした泉からはドジッ娘な泉の精(メグミ)にハリセンを授けられたりと、前途多難な様相。魔女(ユウキ)と騎士(コウジ)に挑まれた〝短足〟勝負では完敗するものの、騎士との間に男の友情が芽生え、最大の難関を何とか乗り切る。こうして何とかお城に到着。お姫様の眠るベッドに近づくが、中に寝ていたのはネコ(ツバサ)だった・・・。
《感想》
37時間目「メルヘン」内の〝愛情表現〟を膨らませた(?)TVAオリジナルストーリー。カズミが書いた小説を劇中劇形式で描いた話。リョータ王子の剣が泉に落ちた時点で、きっとあれをやるなと思ったら、その予想どおりイソップ寓話の「金の斧」ネタをやって苦笑w
コウジとリョータの短足決戦が、第8話・30時間目「セクラベ」の続き的な内容になっていたが、男子が鉄棒に跨っていてもちっとも嬉しくねぇぇぇぇぇええええ!!お城のベッドの中で寝ていたネコがツバサっていうのも、見る人によっては意味深。カズミ目線ではツバサはそういったキャラに見えるってことですね。わかります。アッー!!www
39時間目「ヒトハ」

《ストーリー》
校庭でリョータが遊んでいると、コウジとツバサが「大変だよ!」と言いながら呼びに来た。二人に付いていくと、銀杏の樹の下で泣きじゃくるナツミと、それをなだめるチカとユウキの姿が目に飛び込んできた。リョータが理由を尋ねると、この間読んだ本の話をしたらナツミが泣いてしまったという。重い病気で入院している女性が、窓から見える最後の一枚の葉っぱが落ちる時、自分の命も終わると思う話らしい。それを聞いて、ナツミらしいと納得するリョータ達であったが、ふと見上げると銀杏の樹に紅葉した葉っぱが一枚残されていた。今にも風に飛ばされそうな葉っぱを見て、もしナツミが見たら大変なことになると考えたリョータ達は、ナツミの気をそらそうとするが・・・。
《感想》
ナツミ絡みの落ち葉ネタというと、ヤンマガの3話限定復活話(放課後①「ヒラヒラ」)があるけど、この「ヒトハ」はTVAオリジナルのエピソードだ。元ネタは言わずと知れたオー・ヘンリー(O. Henry)の掌編小説「最後の一葉(原題:The Last Leaf))」。
ナツミというと、その言動からさっぱりした性格のボクっ娘という印象が強いが、暗闇が怖いとか、身長を気にしているといった可愛らしい一面もある。今回はチカやユウキから落ち葉をネタにした小説の内容を聞き、悲しさのあまり泣きじゃくるという超絶萌え展開。オレはカズミ萌えなんだけど、この話のナツミには参ったやられた、もうメロメロだぁ~♥

4コマ目の吹き出しはみんなで考えよう!
樹の根っこにつまずいたユウキが、ナツミを押し倒すシーンもイイ.ヽ(≧▽≦)ノ.
やっぱりユウキ攻め、ナツミ受けだよね!ハァハァ(;´Д`)
次回予告

〔予告ナレ〕40時間目「ヌキウチ」→保健室で集団レズ・レ○プ事件発生(違。図らずもその場を目撃したリョータウラヤマシス(´・ω・`)
メグミ「来週の5の2」
ナツミ「メグミちゃんはどれぐらい?」
メグミ「えっ?えっと・・・これぐらい。ナツミちゃんは?」
ナツミ「これっくらい!!」
メグミ「えー!大きくない?」
ナツミ「そーかなぁ?ボクにはよく分かんないや、はっはぁ~(笑)」
メグミ「まさかのダークホース」
ナツミ「と言うわけで、次回は『ヌキウチ』他3本をお送りします!」
リョータ「何の話だ?」
41時間目「カモ」→TVAオリジナル
42時間目「カミガタ」→TVAオリジナル
43時間目「コオリ」→TVAオリジナル
原作・アニメ対応表
以下、TVアニメ第10話放映時点での原作・アニメ(OVA版、TV版)の対応表です。原作 | アニメ | 備考 | ||||
OVA版 | TVA版 | |||||
時間目 | サブタイトル | 巻数 | 時間目 ※1 |
話数 | 時間目 | |
1 | グラグラ | ① | 1 | 1 | 1 | |
2 | サコツ | ① | 2 | 3 | 9 | |
3 | マケナシ | ① | 3 | 2 | 6 | |
4 | メモリ | ① | 4 | 8 | 28 | |
5 | ダマシウチ | ① | 5 | 4 | 16 | |
6 | エガオ | ② | 4 | 5 | 17 | |
7 | キセカエ | ② | 2 | 4 | 14 | |
8 | カンサツニッキ | ② | 3 | 6 | 20 | |
9 | アメフリ | * | * | 1 | 4 | OVA化されていないエピソード |
10 | スーパーボール | ② | 1 | 1 | 2 | |
11 | トショシツ | ③ | 1 | 3 | 10 | |
12 | メルヘン | * | * | 10 | 37 | OVA化されていないエピソード |
13 | ヌキウチ | ③ | 2 | * | * | |
14 | アマアマ | ③ | 3 | * | * | |
15 | メクリ | ③ | 4 | 3 | 11 | |
16 | ネコノテ | ③ | 5 | 2 | 5 | |
17 | ウトウト | * | * | 9 | 34 | OVA化されていないが、コレクタブルBOXの特典DVD 「ミズカケ」のアイキャッチでネタとして使われている |
18 | ヌレギヌ | 春休み | 1 | 2 | 8 | |
19 | セクラベ | 春休み | 2 | 8 | 30 | |
20 | サンキャク | 春休み | 3 | 7 | 27 | |
21 | ユビキリ(前編) | 春休み | 4 | * | * | |
22 | ユビキリ(後編) | 春休み | 5 | * | * | |
課外授業 | ミズカケ | BOX | 特典 DVD |
4 | 13 | OVA版はコレクタブルBOXの特典DVDに収録 原作は「みなみけ」単行本1巻に収録 |
読み切り | 放課後の天使たち | * | * | * | * | OVA化されていないエピソード 原作は単行本未収録(プロトタイプ作品)※2 |
放課後① | ヒラヒラ | * | * | * | * | ヤングマガジン 2008年10月13日号(No.44)に掲載 3話限定復活掲載の第1回 |
放課後② | ビシビシ | * | * | * | * | ヤングマガジン 2008年10月27日号(No.46)に掲載 3話限定復活掲載の第2回 |
放課後③ | イマサラ | * | * | * | * | ヤングマガジン 2008年11月10日号(No.48)に掲載 3話限定復活掲載の第3回 |
- | - | ② | 5 | - | - | OVAオリジナル「オサソイ」 |
- | - | ③ | ドラマ CD |
- | - | オリジナルドラマCD「ユセン」(収録時間6分21秒) 「SPECIAL EDIT.」だけの封入特典 |
- | - | - | - | 1 | 3 | TVAオリジナル「ノリノリ」 |
- | - | - | - | 2 | 7 | TVAオリジナル「ボールアライ」 |
- | - | - | - | 3 | 12 | TVAオリジナル「ジッケン」 |
- | - | - | - | 4 | 15 | TVAオリジナル「ウエシタ」 |
- | - | - | - | 5 | 18 | TVAオリジナル「ナガレボシ」 |
- | - | - | - | 5 | 19 | TVAオリジナル「キガエ」 ※3 |
- | - | - | - | 5 | 19.5 | TVAオリジナル「キガヱ」 ※3 |
- | - | - | - | 6 | 21 | TVAオリジナル「ユウダチ」 |
- | - | - | - | 6 | 22 | TVAオリジナル「ジャンケン」 |
- | - | - | - | 6 | 23 | TVAオリジナル「ナツマツリ」 ※4 |
- | - | - | - | 7 | 24 | TVAオリジナル「カチマケ」 |
- | - | - | - | 7 | 25 | TVAオリジナル「ウチアイ」 |
- | - | - | - | 7 | 26 | TVAオリジナル「ホンヤ」 |
- | - | - | - | 8 | 29 | TVAオリジナル「ハラヘリ」 |
- | - | - | - | 8 | 31 | TVAオリジナル「ギュウニュウ」 |
- | - | - | - | 9 | 32 | TVAオリジナル「タイフウ」 |
- | - | - | - | 9 | 33 | TVAオリジナル「ファッション」 |
- | - | - | - | 9 | 35 | TVAオリジナル「メシアガレ」 |
- | - | - | - | 10 | 36 | TVAオリジナル「アタタメテ」 |
- | - | - | - | 10 | 38 | TVAオリジナル「メルヘンII」 |
- | - | - | - | 10 | 39 | TVAオリジナル「ヒトハ」 |
※1 OVA版の「時間目」は全巻通してのシーケンシャル番号ではなく、巻ごとにリセットされる。
※2 「今日の5の2」というタイトルが付いているが、登場人物や舞台等は異なるらしい。なお、タイトルに「今日の5の2」が付かないが、番外編とも言える下記の作品もある。
- 「にんじんなんて大嫌い」 (ヤングマガジン2002年No.9に掲載、「みなみけ」単行本3巻特装版の付録に収録)
- 「うそカゼ」 (別冊ヤングマガジン2002年No.29に掲載、「みなみけ」単行本3巻特装版の付録に収録)
- 「今日のテニス部」 (ヤングマガジン増刊 スポ増 2002年5月10日号に掲載、「今日の5の2」単行本に収録)
- 「コワイオンナ」 (少年マガジン2005年No.16に掲載、「みなみけ」単行本2巻に収録)
- 「好きって言え」 (少年マガジン増刊マガジンワンダー2005年4月15日号に掲載、単行本未収録)
※3 ED後にエピローグシーンがある。
※4 ED映像がエピローグシーンを兼ねている。
おまけ

CM映像から
DVD第1巻のオーディオコメンタリーにMAKOたんキタ━━゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜━━ ッ !
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