Aチャンネル アニメ・原作対応表 (第6話)

Aチャンネル アニメ・原作対応表(第6話)
はじめに
- アニメ「Aチャンネル」第6話/Channel 6『真夏の夜の… A school in summer』で使われた原作の一覧です。アニメ側から見た原作エピソードを紐付けしてあります。
- アニメの各場面については 時系列順にキャプチャ画像を掲載してあります。アニメをご覧になっていた方なら、どのシーンなのかは頭に浮かぶと思うので、その場面の代表的なカットだけをキャプチャしました。
- 原作(「まんがタイムきららキャラット」で連載されている4コマ漫画)には正式な話数表記が無いので、単行本掲載順に連番を振りました。「まんがタイムきらら」2009年7月号に出張掲載された話(第1巻P.73~78)は11番目に収録されているので、第11話としました。
- ただし、単行本に収録されている「巻頭カラー」「web A channel」「Mチャンネル」「描き下ろし」等の作品には話数を振ってません。
- 原作(4コマ漫画)の各話先頭のエピソードにはサブタイトルがありません。なので、対応表の中では【扉4コマ】と表記しました。同様に、サブタイトルの無い作品は、その種類を【 】で括って表記してあります。(例:巻頭カラー → 【巻頭カラー】)
- アニメでは原作の1つのエピソードを分割して、複数の話で使用している場合があります。
- アニメは必ずしも原作準拠というわけではないので、違い等があれば備考欄に記載しておきました。その他、気付いた点についても備考欄に書いてあります。
アニメ・原作対応表(第6話)
ID | アニメ | 原作 | 備考 | ||
場面 (代表的なカット) | 巻数 | 話数 | サブタイトル | ||
01 | ![]() |
1 | 14 | そう言われると | アニメのアバン。 るんの冒頭のセリフが原作とは違いっています。アニメではアイスでしたが、原作ではそうめんです。前回にもアイスの話題があったし、そもそもトオルは甘い物好きという設定なのでアイスに変更したのでしょう。 |
トオル「寝てたら落ちた… 動けない たすけて」 | |||||
02 | ![]() |
1 | 14 | とれた | ここからアニメのAパート。 原作・1コマ目の「いただきます」の部分だけ使用しています。原作はアイスではなく、そうめんを食べる話。 |
るん「いただきま~す」 | |||||
03 | ![]() |
1 | 9 | 低年齢化 | るんとトオルの一部のセリフ/モノローグが削除されています。 |
るん「えーと…若返ったね…?」 | |||||
04 | ![]() |
1 | 9 | 丸め込まれ | 夏休みの登校日はアニメオリジナル設定。 |
トオル「おそろい…」 | |||||
05 | ![]() |
2 | 25 | セーター | 原作では、るんの母親はセリフ(吹き出し)だけ登場しています。 |
るん「ハイばんじゃーい」 トオル「わかった脱ぐ! 脱ぐから!!」 |
|||||
06 | ![]() |
2 | 25 | こっち向いて! | 佐藤先生が通報されそうになる描写はアニメオリジナル。 |
るん「夏って変質者とか痴漢増えるよね」 | |||||
07 | ![]() |
2 | 17 | 逃避 | アニメでは夏休みの登校日という設定。 |
鬼頭先生「明日からの休み期間も現実逃避しないで しっかり勉強すること! 以上!!」 | |||||
08 | ![]() |
2 | 17 | 犬猿の仲 | 白衣に関する言い争いで、佐藤先生と鬼頭先生のセリフが追加されています。「ウニちゃん踏んだ」云々もアニメオリジナル。 |
佐藤先生「え~俺のこと趣味悪いって言いたいの?」 | |||||
09 | ![]() |
1 | 16 | 白くなった | 原作は冬の話で、全員冬服を着ています。一方、アニメは夏休みの登校日の話なので、夏服(半袖)です。また、アニメのトオルはサマーベストを着ていますが、これは朝のシーン(ID:05)で着替えた為。 |
ユタカ「これで一階まで降りなくても粉落とせますね」 | |||||
10 | ![]() |
1 | 16 | 助っ人 | 同上 |
ユー子「そっ掃除しにきました」 | |||||
11 | ![]() |
1 | 16 | わざとだけどね | 同上 |
ミホ「すみません先輩 この子がアホなばっかりに」 | |||||
12 | ![]() |
1 | 16 | 人のこと いえないわけで |
原作には無い、ナギとるんの次セリフが追加されています。 ナギ「なんで夏なのにホットなんだよ!」 るん「急いでたから間違えた」 アニメは夏の話なので、追加されたセリフはオチとして最適ですね。 この後の下校シーンはアニメオリジナルとなります。 |
ナギ「あっつー!!火事!!」 | |||||
13 | ![]() |
2 | 19 | 【扉4コマ】 | ここからアニメのBパートに突入。 ユー子がナギにメールする部分はアニメオリジナル。原作では、初っ端から夜の学校前になっています。ユー子が実際に後ろを振り返る描写もアニメオリジナルです。 |
ユー子「あれ?なんで皆おるん?」 | |||||
14 | ![]() |
2 | 19 | どうやって | 夜の学校に怯えるユー子の描写が追加されています。 |
玄関内に怪しい人影が… | |||||
15 | ![]() |
2 | 19 | 人型 | このシーンは概ね原作どおり。この後の劇中歌パート(夜の学校の探検)はアニメオリジナル。 |
ナギ「ユー子ひっつきすぎ!」 ユー子「だって…」 |
|||||
16 | ![]() |
2 | 19 | 出た!! | ユー子とナギの会話が増えていますが、原作どおりの展開。いやそれにしても、ユー子はん、トイレネタ多すぎやでぇ~。 |
ユー子「あの…トイレ」 | |||||
17 | ![]() |
2 | 19 | 近づく足音 | |
るん「それじゃ、すぐに戻せば まだ助かるかも!」 | |||||
18 | ![]() |
2 | 19 | いつかの 言い訳 |
「掃除しにきました」オチは、第16話『助っ人』(ID:10)とリンクしています。シリーズ構成・脚本の浦畑達彦氏がBDのオーディオコメンタリーの中で、視聴者に分かりやすいように、一つの話の中でやるようにしたと言ってました。 |
トオル「掃除しにきました」 ユー子「いやぁぁぁぁああ」 |
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19 | ![]() |
2 | 19 | 命の灯火 | |
佐藤先生「この儚い炎が俺の命みたいだなって…」 | |||||
20 | ![]() |
2 | 19 | 廊下に放置 | ナギのセリフが変更されています。 原作「おい! そっち持つな!! 逆にしろ!」 アニメ「俯せはヤバイ! 顔擦ってる!」 |
るん「とりあえず保健室に運ばなきゃ!!」 | |||||
21 | ![]() |
2 | 19 | 脱皮 | |
ナギ「るん! 本体抜けてる!!」 | |||||
22 | ![]() |
2 | 19 | 目を覚ませ! | アニメのトオルはベッドをひっくり返していましたが、原作のトオルはグーで顔面パンチを喰らわせています。第1話でユー子に対するボディブローが乳アッパーに変更されていたように、顔面パンチは乱暴すぎると判断されたのでしょう。 |
佐藤先生「僕は死なないよ~!!」 るん「うわぁぁぁっ~」 |
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23 | ![]() |
2 | 19 | リターン | ユー子が学校の近くでナギと別れ、駅のホームでるん&トオルと別れていましたが、原作では学校の近くで三人と別れています。また、ユー子が電車に乗る描写はアニメオリジナルです。 |
ユー子「あ…また忘れてもうたぁ!」 | |||||
24 | ![]() |
2 | 26 | 幼き頃の | アニメ「Aチャンネル」で初めてのCパートです。 原作は、学校で聞かされた怪談話が頭から離れず、眠れなくなるエピソード。「怖い思い」つながりということで、採用されたのでしょう。目の付け所がいいですね。 |
ユー子「おやすみ~」 |
アニメ第6話で使われた原作エピソードは 全部で24本。この回のメインは、Bパートの夜の学校に忘れ物を取りに行く話です。ユー子のお当番回でもあります。Bパートに話を繋げる為に、Aパートで「夏休みの登校日」というアニメ独自の設定を築いたり、ユー子関係のエピソードを盛り込んだり、けっこう凝った構成になってますね。アニメを普通に見ている分には気付きませんでしが、こうして調査をしてみることで、浦畑氏のシナリオ構成力の高さを再認識できました。
上記の内容につきまして 何かお気付きの点がありましたらコメントください。m(_ _)m
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関連サイト
■ Aチャンネル 公式サイト (アニプレックス)■ Aチャンネル [番組公式] (毎日放送)
■ まんがタイムきららWeb (芳文社)
■ Aチャンネル (Wikipedia)