「オトナアニメ」Vol.19を買ってきた
2011年01月28日 公開
「フラクタル」のスタッフ対談が載ってるってことで、「オトナアニメ」Vol.19を買ってきました。

当該記事は「ノイタミナ2011 深夜アニメ開放最前線!」という小特集の一部で、「フラクタル」の作品紹介と東浩紀氏(ストーリー原案)&山本幸治氏(ノイタミナ・チーフプロデューサー)の対談で構成されています。
作品紹介(全2頁)は、ストーリー、キャラ紹介、主要スタッフといった定番の内容の他に、山本寛監督が出席したアフレコ会見のもようが かいつまんで掲載されていました。監督が公式の場で発言するのは、このアフレコ会見だけらしく、取材記者からは質問が相次いだとのこと。監督からは「今のアニメには冒険活劇がない。だから作る」という刺激的な発言も飛び出していたらしいッス。
東氏と山本氏の対談は全5頁と短めですが、それでも企画段階の話や、監督の考え等を知ることができ、なかなか読み応えありました。以下、その主な内容。
なお、対談の中では、監督の人となりが多面的にとりあげられています。半ば冗談的に語られている部分もあるのですが、制作現場に漂うアンビバレントな葛藤みたいなものを感じました(笑)。気になる方は「オトナアニメ」Vol.19でご確認ください。
表紙イラストがインデックスであることから分かるとおり、巻頭特集は「とある魔術の禁書目録II」です。各話紹介、キャラ紹介、錦織博監督インタビュー、赤星政尚氏(シリーズ構成)と水上清資氏(脚本)の対談、「学園都市とイギリス清教の不自然な協力関係」等のコラムなどが掲載されてます。描き下ろしイラストは表紙だけですが、このムックはテキスト中心なので、監督やスタッフを迎えた記事は半端無いッスね。ファンなら絶対に読んでおくべき(キリッ。
二つ目の特集は「落ちものヒロイン超大百科!!」。要は『ある日突然、空から美少女が降ってくる』作品の特集であります。内容は落ちものヒロインの歴史に始まり、代表的な作品がいくつかとりあげられています(下記参照)。中には、女の子が海からやってきた作品等も含まれていますが、広義の『落ちもの』ということでピックアップされています。
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第1話 「出会い」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第2話 「ネッサ」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第3話 「グラニッツの村」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第4話 「出発」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第5話 「旅路」
■ 「オトナアニメ」Vol.16を買ってきた
■ 「オトナアニメ vol.6」を購入
■ オトナアニメ編集部ブログ
■ フラクタル - FRACTALE - (アニメ公式)
■ フラクタル (フジテレビ)
■ ノイタミナ (番組枠公式)
■ フラクタル - 漫画 - (ガンガンONLINE / SQUARE ENIX)
■ フラクタル (テレビアニメ) (Wikipedia)

主な内容
「フラクタル」関連記事
まずは購入目的の「フラクタル」関連記事から。![]() フラクタル紹介(P.118~119) |
![]() フラクタル対談(P.120~121) |
当該記事は「ノイタミナ2011 深夜アニメ開放最前線!」という小特集の一部で、「フラクタル」の作品紹介と東浩紀氏(ストーリー原案)&山本幸治氏(ノイタミナ・チーフプロデューサー)の対談で構成されています。
作品紹介(全2頁)は、ストーリー、キャラ紹介、主要スタッフといった定番の内容の他に、山本寛監督が出席したアフレコ会見のもようが かいつまんで掲載されていました。監督が公式の場で発言するのは、このアフレコ会見だけらしく、取材記者からは質問が相次いだとのこと。監督からは「今のアニメには冒険活劇がない。だから作る」という刺激的な発言も飛び出していたらしいッス。
東氏と山本氏の対談は全5頁と短めですが、それでも企画段階の話や、監督の考え等を知ることができ、なかなか読み応えありました。以下、その主な内容。
- 原作・マンデルブロ・エンジンのお三方(山本監督・岡田磨里氏・東氏)の役割分担について。
- アニメ版「フラクタル」では東氏発案のSF設定が かなり削ぎ落とされたらしく(ご本人も残念がっている)、それを復活させたものが小説版「フラクタル」である。
- 東氏的には拡張現実もテーマの一つである。
- アニメ版「フラクタル」は2クールで放送したかったらしい。
- クレインは主人公だけど狂言回しでしかない。ネッサとフリュネの関係こそが物語の主軸。
- 記号的な萌えではなく、深い萌えを狙った。
- 監督が口にした「『ラピュタ』みたいなものをやりたい」とか、「失敗したら引退」宣言の真意について。
なお、対談の中では、監督の人となりが多面的にとりあげられています。半ば冗談的に語られている部分もあるのですが、制作現場に漂うアンビバレントな葛藤みたいなものを感じました(笑)。気になる方は「オトナアニメ」Vol.19でご確認ください。
その他の記事
![]() 特集・禁書II(P.22~23) |
![]() 特集・落ちものヒロイン(P.46~47) |
![]() シャフト☆ワークス(P.90~91) |
表紙イラストがインデックスであることから分かるとおり、巻頭特集は「とある魔術の禁書目録II」です。各話紹介、キャラ紹介、錦織博監督インタビュー、赤星政尚氏(シリーズ構成)と水上清資氏(脚本)の対談、「学園都市とイギリス清教の不自然な協力関係」等のコラムなどが掲載されてます。描き下ろしイラストは表紙だけですが、このムックはテキスト中心なので、監督やスタッフを迎えた記事は半端無いッスね。ファンなら絶対に読んでおくべき(キリッ。
二つ目の特集は「落ちものヒロイン超大百科!!」。要は『ある日突然、空から美少女が降ってくる』作品の特集であります。内容は落ちものヒロインの歴史に始まり、代表的な作品がいくつかとりあげられています(下記参照)。中には、女の子が海からやってきた作品等も含まれていますが、広義の『落ちもの』ということでピックアップされています。
- 落ちものアニメの歴史 (全6頁、「うる星やつら」~「これはゾンビですか?」)
- 海からのヒロイン 「侵略!イカ娘」 (全16頁、水島努監督のインタビューあり)
- かわいいトラブルメーカー 「神のみぞ知るセカイ」 (全8頁、原作者・若木民喜氏とシリーズ構成・倉田英之氏の対談あり)
- 願いを叶えるお仕えヒロイン 「そらのおとしものf(フォルテ)」 (全6頁、斎藤久監督のインタビューあり)
- 押しかけ女房 「もっとTo LOVEる -とらぶる-」 (全6頁、中山信宏プロデューサーのインタビューあり)
まとめ
実にオトナアニメらしい濃い記事が多く、買って正解でした。前述したとおり「フラクタル」目当てだったのですが、「イカ娘」や「まどか☆マギカ」の記事も読めて大満足。各作品のファンのうち、特にアニメ制作の裏話を知りたい人には激しくオススメです。関連記事
■ [レビュー] フラクタル 第1巻 (ガンガンコミックスONLINE)■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第1話 「出会い」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第2話 「ネッサ」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第3話 「グラニッツの村」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第4話 「出発」
■ [アニメ感想] フラクタル - FRACTALE - 第5話 「旅路」
■ 「オトナアニメ」Vol.16を買ってきた
■ 「オトナアニメ vol.6」を購入
関連サイト
■ 洋泉社■ オトナアニメ編集部ブログ
■ フラクタル - FRACTALE - (アニメ公式)
■ フラクタル (フジテレビ)
■ ノイタミナ (番組枠公式)
■ フラクタル - 漫画 - (ガンガンONLINE / SQUARE ENIX)
■ フラクタル (テレビアニメ) (Wikipedia)
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