[マンガ感想] エンジェルフェイク 偽物天使 第4話 （月刊ヤングマガジン2010年8月号）

マンガの内容に触れていますので、未読の方はご注意ください。

新キャラ登場

早いもので、「エンジェルフェイク」も連載第4回目。前回は顔見せ程度だった新キャラ（爆乳偽天使とその操者）が、いよいよストーリーに絡んできました！

第8話 ストーリー＆感想

もやもや～とした美少女人形と同室での一夜
陸真は見透かされ、かわされ撃沈！
青空の下、夏らしく決めてたら うまくいくよ、ねっ♥

（P.346のアオリ文から）

これまでのあらすじ
月星陸真は、遠縁の松芝久之助から遺産を相続する。生きている美少女人形＝偽天使（エンジェルフェイク）雪那と偽界之書。実は久之助は日本を代表する電機メーカーの創始者で百数十年前の人物だった。そして目覚めた雪那は、空に浮かぶ大きなネジの存在が世界の危機をもたらすと警告。危機回避には雪那を人間にし、偽界之書の秘密を解き明かさねばならない！と陸真を従者にした。そのことに反発した陸真は、主従逆転を狙い、家にやってきた雪那にエロ作戦を練るが、雪那に見透かされてしまう。そんな時、陸真と雪那の前に新たな偽天使が現れた！ 緊迫の対決！

（2ページ目[P.346]の1コマ目から）

パンツが乱舞する「エンジェルフェイク」にあって、これまで唯一足りなかったもの。それは巨乳美少女のエロ描写。たとえ可愛い乳首が描かれていたとしても、雪那の微乳では決して満足することはできないのだよ。オッパイ星人的には（ｷﾘｯ。しかし、長かったオッパイ暗黒時代にも、ついに夜明けが訪れた。絵に描いたような爆乳キャラ 雷華の登場だ！しかもドイツの美少女人形ときたもんだ！！カラーでないのが残念だけど、青い瞳の金髪ボインちゃんに違いない！！（もはや断定）　むっはー( ﾟ∀ﾟ)=3

他の偽天使の走査（スキャン）を避けるため、世界塔（ワールドスクリュー）と呼ばれる巨大なネジの頭頂部に避難した雪那と陸真。そんな二人の前に、偽装天使人型自動機巧弐号の雷華と その操者であるアルトリート・ベルンハルトが現れる。彼女たちは、雪那がいうところの「敵」だ。陸真は身構えるが、雷華はいきなり土下座すると、主人であるアルトリートの非を詫び始める。その際、雷華の右乳先端部が陸真の左腕にめり込み、陸真は思わず赤面。羨ましいッス！

で、そんなラッキースケベな状況下、陸真はある重要な事実に気付く。それは雷華がアルトリートの召使いであること。つまり、主従関係が陸真と雪那のそれとは真逆なのだ。敵の偽天使は召使いであり、その上 ナイスバディなステキな女の子ということで、悲憤慷慨した陸真は思わず「雪那なんか洗濯板くらいの価値しかない」と言い切ってしまう。もちろん雪那が黙っている筈もなく、陸真は電気あんまと急所握りの刑に・・・。羨ましいッス！（ぇ

雪那に大事な所を握りしめられ、陸真は憤慨。偽天使が世界塔（ワールドスクリュー）を奪い合うことに疑問を投げかけるが、アルトリートからは予想外の言葉が返ってきた。

「世界塔（ワールドスクリュー）は人の希を叶える究極の装置」
「これを手にした者が世界を制するのです！」
「世界塔（ワールドスクリュー）を動かすためのカギ・・・それが――偽天使 雪那なのです」

一方、雪那はそれを真っ向から否定し、こう言い放つ。

「世界塔（ワールドスクリュー）は人類を滅ぼす破滅の機巧」
「私はそれを止めるために作られました」

どっちの言っていることが本当なのか・・・？陸真には判断が付かない。そうこうしているうちに、いよいよ偽天使同士のバトルが勃発。雪那は偽天使13体分の能力を持つというが、雷華にはドイツの技術により開発された秘密兵器があるらしい。自信満々のアルトリートのアルトリートに、陸真は身を固くする。そんな中、命令を受けた雷華がいきなり服を脱ぎ始め、たわわに実った爆乳を披露！上半身の次はパンツの紐に手を掛けて、ついには全裸のスッポンポンに！！詳細は月刊ヤンマガ8月号で！オッパイ鑑定すると最低でも95センチ・Hカップ以上はありそうッス。(；ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ

まさかの展開に陸真は唖然。そして我に返った途端、エロい妄想が脳内を駆けめぐる。陸真は「パンツを脱ぐ」＝「色仕掛け作戦」と断定し、妙な期待感で思わず生唾ゴクリ。だがしかし、アルトリートの作戦は、その妄想の斜め上を行くものだったのです！

アルトリートが取りだしたのはキュートなパンツ♥ ただし、ただのパンツに有らず。ドイツの技術陣が百数十年の時間をかけて開発した“電磁ショーツ”で、これを履くことで偽天使の能力が飛躍的に向上するのだ！これって、いかにも百瀬先生作品らしいアイテムですな。陸真に至っては名器を開発する下着と勘違いしているし（笑）。

この後、恥ずかしがりながらパンツを履く雷華を見て、陸真は鼻血ブー。思わず「あっちのロボ素敵すぎるーっっ 胸のあたりとかーっっ！トレードしたいーっっ」などと口走ってしまう。これには雪那もカチン。「見たければ主人の体を見て欲情しなさい」と言い、裸ワイシャツ＆スジ入りパンツの華奢なボディーを見せつけるのであった。これはこれで、またなんとも むっはー( ﾟ∀ﾟ)=3

雪那と陸真が内輪もめしている間に、雷華は電磁ショーツを装着。アルトリートが語っていたことは本当だったようで、おっとりしていた雷華がみるみるうちに凶暴な姿にメタモルフォーゼ。どうやら偽天使体内にある反応炉のリミッターが解除されたらしい。ボインちゃんのまさかの変身を見て、陸真は愕然。雪那は「しょせんは付け焼き刃の力」と切って捨てるが、戦闘の邪魔になるという理由で陸真を自宅へ転送。世界塔（ワールドスクリュー）には雪那、雷華、アルトリートの三人が残り、ついに戦いの火蓋が切って落とされる！

一方、自宅に強制送還された陸真。雪那の勝手な振る舞いに、憤りを隠せないようす。しかし、雪那がたった一人で敵と戦っていることを知った海里と海空に、こっぴどく叱られてしまう。この期に及んで、雪那を金づるとしか見ていない海空ちゃんが素敵すぎる（笑）。

海里「雪那ちゃんは陸真を逃すためにわざと邪魔者あつかいしたのよ！ ・・・（中略）・・・ 早く助けにいかなくちゃ！」
海空「なにをもたもたしてるのよ！この発明メガネ！早くしないと大事な遺産が！」

姉と妹の此の言葉で陸真は改心するが、助けに行こうにも、そこまで飛んでいく方法が無い・・・。そんな歯痒い状況の中、机の上のパソコンに異常が発生。陸真はパソコンが何かの信号を受信していることに気付き、早速調整をかけるが、その直後 モニターにショッキングな映像が映し出される。そこには、雷華に倒されボロボロになった雪那が横たわっていた・・・。

雪那ちゃん大ピンチ！彼女を救うヒントは偽界之書の中にありそうな予感。でも、空飛ぶパンツとか出て来たらどうしよう（笑）。

今月の発明品

今回は偽界之書の発明品は無いけど、その代わりにアルトリートが持ってきた電磁ショーツが登場。偽天使用の強化アイテムで、このパンツを装着することで偽天使の出力は飛躍的にアップする。パンツの特殊コーティングから発せられる磁力が、偽天使体内の反応炉のリミッターを解除するらしいっす。さすが、むっつりすけべで有名なドイツが百数十年かけて開発した技術の結晶（笑）。なお、電磁ブラが存在するのかどうかは不明であります。

次号発売日

次号「月刊ヤングマガジン2010年8月号」は8月9日（月）発売！
通常は第２水曜日の発売ですが、お盆シフトのため２日前倒しになっています。買い逃すおそれがあるので、ご注意あれ！

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関連サイト

■ 偽物天使　エンジェルフェイク （講談社 月刊ヤングマガジン公式サイト）
■ TAKEAKI MOMOSE WEB （百瀬武昭先生 公式サイト）
■ 百瀬武昭 （Wikipedia）

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