[マンガ感想] みなみけ 第149話 「アレルゲン」
ヤングマガジン2010年No.20に掲載されている「みなみけ」第149話『アレルゲン』の感想です。
マンガの内容に触れています。未読の方はご注意ください。
「みなみけ」単行本・第7巻 続報
手帳に書き込んでほしい。最新刊⑦巻の発売日は7/6(火)ですよ~。別マガ5月号には「6月4日発売」と書かれていたので、ヤンマガNo.18の「7月6日発売」はエイプリルフールのネタかと思ったけど、どうやら本当だったようだ(笑)。とりあえず一安心。
現在、単行本・第7巻のカバーイラストの作画中。がんばれ、コハルさん!
(扉ページのアオリ文)
単行本第7巻限定版の特典は3姉妹特製フィギュアに決定!!7月6日(火)発売!!
(P.410の柱文)
で、その限定版なんだけど、楽天市場の書店では既に予約受付が始まっている。
■ 『みなみけ (7)巻フィギュア付き初回限定版』(7月6日発売予定) (星野書店コミックステージ) ※リンク先は楽天
価格に関しては、今のところヤンマガの公式発表は無いが、上記書店では1,500 円(税込)と表記されている。これが本当だとすると、特典フィギュアはねんどろいどぷちではない可能性が高い。理由は次のとおり。
① 単行本の価格を560円(税込)と仮定する。
② 特典フィギュアの価格は、1,500円 - 560円 = 940円(税込)。
③ フィギュア1体当たりの値段は、940円 ÷ 3 ≒ 313円(税込)。
④ ねんぷちの値段は、通常1体当たり500円(税込)する。
⑤ つまり値段的な見地から予測すると、ねんぷちではない!
そうなると、いったいどんなフィギュアなのか気になるところだが、1体300円は食玩フィギュアとかカプセルフィギュア(いわゆるガシャ)の範疇だ。トレーディングフィギュアの場合は、少なくとも500円はする。
特典フィギュアがガシャであるとして話を進めるが、パッと思いつく萌え系の食玩&ガシャメーカーは、バンダイ、ユージン、システムサービスといったところ。グッスマはガシャ等の安価なフィギュアは製造していなかった筈。それで、これまで講談社の単行本で特典フィギュアを出していたメーカーはというと、オレの知る限りではシステムサービスぐらい。どんなフィギュアなのかは、とりあえず下記の記事をご覧あれ。マジカノのフィギュアです。
■ マジカノ第10巻 特装版 魔宮あゆみ 別注カラー カプセルフィギュア レビュー
上記は単行本の特典だけど、実はマジカノのキャラはシリーズ化され、フィギュア単体でも発売されていた(下記参照)。
■ システムサービス マジカノ フィギュアコレクション 吉川舞夏 レビュー
■ システムサービス マジカノ フィギュアコレクション 黒須ゆり(ノーマルVer.) レビュー
■ システムサービス マジカノ フィギュアコレクション 杏樹リカ レビュー
■ システムサービス マジカノ フィギュアコレクション 虹原真鈴 レビュー
感想は人によりけりだが、フィギュアの値段を考えれば、システムサービスは割といい仕事をするメーカーだと思う。もちろん、ねんぷちのクオリティには及ばないけどね。あとはヤンマガの公式発表待ちですな。
第149話 ストーリー&感想
もはや日本の春の風景!!今回の扉絵は涙目笑顔の内田。編集さんが書いたアオリ文の中に、第7巻・カバーイラストの件があるので、もしやカバーガール決定?感激の涙か!・・・と思いきや、実は日本の春の風物詩だったもよう。
(扉ページの柱文)

マコト「オレの『原因不明の鼻がムズムズする』も花粉症かもしれない」
内田「私の『原因不明の涙が止まらない」も花粉症なのかな』
そんな感じで、二人が花粉症を疑い始めた直後、チアキが登場。バカ野郎の二人が、いつになく真剣な顔をしていたので、何やら事件が起きたのかと興味津々なようす。しかし、マコトの口から出て来た言葉は、ただの「花粉症」。それを聞いたチアキは真顔になりながらも、「そうか―大変そうだな―」と、テキトーなリアクションで受け流しちゃいます。
チアキのそっけない物言いに、内田は涙を流しながら花粉症のつらさを訴えるんだけど、暖簾に腕押し、チアキに涙目(笑)。マコトはというと、さすがはバカ野郎No.1ですな。鼻がムズムズするので、自分の鼻の穴に指を突っ込み、「大変なんだぞ!」と毅然とした態度を示しやがります。当然のことながら、チアキの反応は言わずもがなだ。
☞ 熊田先生の登場は



チアキ「家に帰ると まずは体が重くなって・・・・耳鳴りがして うんざりするんだよな・・・・・・」
チアキの場合は、本人が言っているとおり花粉症ではない。しかし、内田とマコトは同病相哀れむ状態となり、チアキに慰みの言葉をかける。その際、天丼ギャグよろしく、内田は涙目、マコトは鼻ほじり。内田はともかく、マコトの態度にチアキはカチン。久々の「バカ野郎」発言が飛び出したぞ!!(☞ 第129話『慣れるな』以来と思われ)
この後、マコトと内田はチアキの謎のアレルギーの原因を推察。「家に帰ると症状が出る」ってことで、アレルギーの原因(アレルゲン)は家の中にあるという結論に達する。もっとも、マコトが鼻をほじりながら導き出した論理的帰結なので、内田は涙目でモノローグ・ツッコミをかましております。ここまでの流れを見ると、内田の涙目には、①怒り、②同情、③ツッコミという様々な活用方法があるもよう(笑)。
そんなこんなで、マコトと内田はアレルゲン捜索のため、チアキの許可を得て南家マンションを訪れることに・・・
☞ マコトが南家マンションにお呼ばれしたのは、久しぶり。





一方、カナとチアキの絡みを一部始終を見ていたマコトは、ついにアレルゲンの特定に成功する。チアキの謎のアレルギーの原因はカナだったらしい。なぜなら・・・
①チアキに抱きつくカナ → 家に帰ると体が重くなる
②チアキの耳もとで叫ぶカナ → 耳鳴りがする
③毎日、花見のことで騒ぐカナ → うんざりする
マコトにしては実に的確な推理だけど、やっぱりマコトはマコト。カナに向かい「お前のようなアレルゲンはオレがこらしめてやるぜ!」と宣戦布告したのはいいが、その際のポーズは鼻ほじり。カナに「汚いな」と諭される始末。内田は内田で花見への参加を懇願するが、こちらは例によって涙目。内田の涙を見たカナは「泣くほどいきたいか!」と感激し、花見に出発しようとするが、よくよく考えたら、この二人の症状は花粉症そのものだ。
カナは「外出るのまずくない?」と二人に言って聞かせるが、「バカにかかれば花粉症も気の持ちよう」※らしい。マコトと内田は「花粉症ではない気がする!」と笑顔で答え、それを横目で見たチアキは「私は確実にバカアレルギーだな・・・」とつぶやくのであった。(第149話・終劇)
第53話『誰だっけ』の速水先輩ではないが、チアキも混ざっちゃえば楽しいのに・・・。でも、「なんでやねんべらぼうめ!」と言われるのがオチか(笑)。
※最終ページ(P.414)の柱文から
次回掲載号
次回登場は5/10発売号。連載150回をひっそりと祝います。ということで次回の「みなみけ」はヤンマガ5月10日発売号(No.23)に掲載されます。
(最終ページ[P.414]の柱文から)
ヤンマガの次号(4月26日発売)はNo.21・22合併号となり、ゴールデンウィーク中は休刊となります。そのため、「みなみけ」は3週間後のNo.23に載ります。そういえば、去年の今頃は「みなみけ」自体が休載してたんですよね。時が経つのは早いものです。
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関連サイト
■ みなみけ (StarChild 公式)■ みなみけ (Wikipedia)
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