[アニメ感想] はなまる幼稚園 第11話 「はなまるな押しかけ女房」 「はなまるなお話」
第11話 「はなまるな押しかけ女房」 「はなまるなお話」

あらすじ
第11話のあらすじ、主要スタッフはアニメ公式サイトから引用しておきます。
「はなまるな押しかけ女房」
脚本:小黒祐一郎/絵コンテ・演出:鈴木薫/作画監督:清丸悟/総作画監督:本村晃一
風邪をひいて幼稚園を休んでしまう土田先生。自宅で寝ていると、チャイムが鳴らされます。
ドアの前にいたのは杏。寝込んだ土田先生を心配して看病に来たのです。驚く土田先生をしり目に台所の洗いものや掃除をはじめます。自信満々な言葉とは裏腹な危なっかしい手つきに、寝る暇もなくなる土田先生でしたが…?
「はなまるなお話」
脚本:小黒祐一郎/絵コンテ・演出:鈴木薫/作画監督:小野田将人/総作画監督:本村晃一
またまたアパートにやってきた杏を自宅に送ったついでに、桜の仕事を手伝うはめになった土田先生。山のような仕事にも関わらずさらにやる気を出す桜をみて、自分の仕事に対する気持ちを改めて振り返ります。翌日、土田先生はある決意のもとに山本先生の住むマンションの前まで向かいますが…?
感想
つっちーではないが、不覚にも杏の健気さに萌えてしまった。
でも、仕事の悩み話とかマジやめて!特に今週の月曜日は振り替え休日だったので、視聴後のダメージが大きい。サザエさん症候群ならぬ、はなまる幼稚園症候群に陥ったよ(泣)。
Aパート 「はなまるな押しかけ女房」

今回はOP無しで、いきなり本編からスタート。内容ははなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)[AA]収録の第7話 『はなまるなお見舞い』にアニメオリジナル要素を追加したもの。ストーリーの流れは原作を踏襲しているが、つっちーのメンタル面の描写はかなり異なる。
- アニメのつっちー
- 少し熱が出ていたものの、状況的にはずる休みに近い。
- 原作のつっちー
- 風邪で高熱が出て土曜日に欠勤。翌週に入り熱が下がってきたが、大事を取ってもう一日休むことに。その際、職場のみんなに迷惑をかけたのではないかと、自責の念に駆られている。
アニメのつっちーは新人教師だし、ゲーム好きだけど普通に居そうな青年として描かれているので、これはこれでありかな。原作では決して描かれることがない、別の一面を垣間見たような気がするし。
その他のアニメオリジナル要素は次のとおり。
- CM前のアバンタイトルの部分
- CM開けの紙芝居シーン、つっちーが園長先生に注意されるシーン
- 桜が自宅で仕事をしている(「仕事」に取り組む姿勢をつっちーに見せるためだろう)
- 雛菊が登場(原作は初期のエピソードなので、この時点で雛菊は出て来ない)
- 杏がつっちーのアパートに2回訪れている

つっちーの部屋のテーブルの上に、色々なネタアイテムが登場。
- マンガ雑誌の表紙に「DARKER THAN BLACK」の黒<ヘイ>さん発見!アニメ制作会社は別だけど、マンガ版はヤングガンガンで連載されているのでOKなのだろう(笑)。
- カップ麺(中華ソバ)の商品名に「ぱんだ」の文字が!マルちゃん赤いきつねと緑のたぬきシリーズか?!
- ペットボトル飲料は「正午の紅茶 アジアンストレート」となっている。ラベルのデザイン等から元ネタはキリン午後の紅茶 アジアンストレート[RA]と見て間違いない。
- ポテチはカルビー ポテトチップス コンソメパンチ[RA]かな。
- DSらしきゲーム機の液晶画面に映っているRGBはドラクエIXのアイスバリーかいがんっぽい。

杏「やっぱり巨乳なんだ!?」
つっちー「いいだろ!個人の趣味の問題だ!!」
杏「これだから男って(ニヤリ)」
巨乳が嫌いな男子なんかいません!!!
ごはん3杯はいけますわー
Bパート 「はなまるなお話」

Bパートはアニメオリジナルだけど、山本先生が休日出勤し、そこにつっちーがやって来るという話ははなまる幼稚園 5 (ヤングガンガンコミックス)[AA]収録の特別編 『はなまるな休園日』で描かれている。原作のその話は、アニメとは全然別のエピソードだけど、シナリオライターがインスパイヤされた可能性がありそうだ。
つっちーが創作したおとぎ話に「ニセぱんだねこ」が登場しているが、描き下ろし4コマ 小梅バージョン(はなまる幼稚園 7 (ヤングガンガンコミックス)[AA]収録)に出てくる「ブラックぱんだねこ」と何らかの関係があるのだろうか?考え過ぎかもしれないけど(笑)。

特に意味はないけど、Bパートの山本姉妹画像集。(*´Д`*)
花丸先生が真弓を芝居に誘ったというのは、描き下ろし 『はなまるなコイバナ』(はなまる幼稚園 3 (ヤングガンガンコミックス)[AA]収録)で描かれている「映画に誘った」エピソードから持ってきたのだろう。
休みの日の幼稚園のシーン~つっちーと山本先生が公園を散策するくだりは、演出的に素晴らしい。そして、つっちーを真人間に更生させた山本先生はやっぱり天使だった。
エンディング

毎回変わるエンディング。今回のアニメは「おえかき設定」が益山亮司さん。「お前の×××で天を衝け!!」の人ですね。
曲の方は草野先生(Cv.水原 薫さん)、川代先生(Cv.若林直美さん)が歌う「Yes, We, Can!!」。ピコピコなサウンドは、いわゆるチップチューン。アニメのEDではけっこう珍しく、パッと思いつくのは「もえたん」EDぐらいかな。
ところで、アニメ本編の内容を鑑みるに、今回のEDには前回流れた「僕の忘れもの」(つっちーのキャラソン)を使った方が良かったんじゃない?
エンドカード

エンドカードのイラストはゆきみつ先生。ガイナックスとは電撃大王 2010年 01月号のP.602に掲載されている『カリスマ美容師・ヨーコ』つながりだけど、グレンラガンのエッチな同人誌の方が有名かも。(*´Д`*)
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関連サイト
■ はなまる幼稚園 (ヤングガンガン)■ はなまる幼稚園 (StarChild)
■ はなまる幼稚園 (GAINAX NET)
■ はなまる幼稚園 (TV東京 あにてれ)
■ はなまる幼稚園 (Wikipedia)