[アニメ感想] はなまる幼稚園 第6話 「はなまるなプール」 「はなまるな作戦」 「はなまるなお兄ちゃん」 「はなまるなお泊まり」

以下、アニメ・原作の内容に触れています。まだ見ていない方はご注意ください。

あらすじ

第6話のあらすじ、主要スタッフはアニメ公式サイトから引用しておきます。

「はなまるなプール」 「はなまるな作戦」
脚本：小黒祐一郎／絵コンテ・演出：名取孝浩／作画監督・総作画監督／本村晃一
はなまる幼稚園にプール開きの日がやってきました。
杏は土田先生と初めてプールに入るので大ハシャギ。「水着姿で悩殺よ！」と、張り切って土田先生へ自分の水着姿を見せに行きます。土田先生に「可愛い」とほめられて、大満足の杏ですが、そこへビキニ姿の山本先生がやってきて…？

「はなまるなお兄ちゃん」 「はなまるなお泊まり」
脚本：小黒祐一郎／絵コンテ：木村隆一／演出：名取孝浩／作画監督：池田佳代／総作画監督：本村晃一
土田先生もとへ妹のさつきが訪ねてきました。
土田先生は、さつきのために郵便受けへ部屋の鍵を置いておく約束をすっかり忘れてしまっていたのです。そのうえ、身だしなみがちゃんとしていない土田先生の姿を見て、さつきは一喝！頼りないお兄ちゃんが本当に幼稚園の仕事をちゃんとこなしているか不安になりますが…？

感想

久しぶりにニヤニヤが止まらない。ついつい３回も見返してしまった。この記事をアップした後に、もう１回鑑賞しようと思う。今回は予想されていたとおりの、いやそれ以上の神回だった。極上のディナー（わっさわっさ上下に揺れる山本先生の爆乳）の後に、極上のデザート（ツンデレお兄ちゃん大好きッコ妹）。しかもデザートの後にはサプライズ（パンツ）まで用意されてれいて、シェフ（スタッフ）の本気度が窺え、こだわり満載の一級品だ！

Aパート 「はなまるなプール」

第6話の1本目ははなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)[AA]に収録されている第1話『はなまるなプール』をアニメ化したもの。ストーリーの流れは原作そのままだけど、所々にアニメオリジナル要素が挿入されている。

▊ (　ﾟ∀ﾟ)o彡゜オッパイ！オッパイ！

Aパート最大の見所。山本先生のテカパイぶるんぶるんシーン。揺れるわ揺れるわ、まるでプリンのような動き！しかも、原作には存在しないビキニの肩紐はらり描写まであって、スタッフのオッパイ星人魂を感じずにはいられない。山本先生の乳サイズに関する公式設定は無く、ヤングガンガン公式サイトでは「結構巨乳」と書かれてるだけだ。しかし、このはち切れんばかりの爆乳を見るに、どんなに少なく見積もってもGカップは鉄板だろう。(*´Д｀*)

▊ 水着差し替え作戦

真弓が水着を差し替えた件はアニメオリジナルっぽいけど、実ははなまる幼稚園 5 (ヤングガンガンコミックス)[AA]収録の第41話『はなまるな手紙』が元ネタ。ただし、原作の第41話の山本先生は、大胆Vカットでフロント&サイドオープンのワンピース水着を着ている。

今回、真弓の作戦ネタを使ってしまったということは、もしかしてエロ水着回（第41話）はアニメ化しないってことなのか？！orz

▊ 検索エンジン

ひーちゃんが杏の魅力をアピールするため、検索エンジンを使うシーン。ここも微妙に修正されている。

比較項目	原作	アニメ
コマ
検索エンジン名	Coogle 脳内	Coojle 日本語
検索フレーズ	夏　プール　水着のかわいい女の子　+何か目を引く	夏　水着　可愛い女の子　-セクシー

試しにwhois検索してみたところ、Coojle.comというドメインは実在していた（笑）。

▊ 双子に連行される小梅

双子が小梅を連れ去る描写はアニメオリジナル。小梅は巻き込まれ型キャラなので、これ以上被害が及ばないように、親切に戦線離脱させてあげたのかもしれない（笑）。それと、よく見ると双子の髪型がお団子ヘアーになってるね。

▊ ひーちゃん＠サメコスプレ

原作のつっちーは片手でひーちゃんを持ち上げ、このアニメみたいに小脇に抱えている（笑）。また、原作にはひーちゃんの「サメ・・・もっとやる・・・」というセリフがあるのだが、アニメではなぜかスルーされてしまった。話の流れ的には無くてもいいんだけど、ひーちゃんの性格（物事に夢中になる）が表れているセリフなので、ちょっと残念かも。

Bパート 「はなまるな作戦」

BパートはAパートのエピローグ的なショートストーリー。アニメオリジナルだが、元ネタははなまる幼稚園 3 (ヤングガンガンコミックス)[AA]収録の描き下ろし『はなまるなコイバナ』や前述した第41話『はなまるな手紙』等をアレンジしたもの。それにしても、アニメの山本先生は原作よりも天然ですね。

Cパート 「はなまるなお兄ちゃん」

CM開けのCパートは原作ありのエピソード。はなまる幼稚園 2 (ヤングガンガンコミックス)[AA]に収録されている同名サブタイトルの第12話『はなまるなお兄ちゃん』がベースになっている。小梅がトイレに行けなくてもじもじする描写も原作どおり。ただし、終盤の展開はかなり異なる。

▊ スルーされたお見合い話

原作のさつきは、母親に頼まれてお見合い写真を持参。つか、そもそもつっちーの所にやって来たのは、それを渡すため。原作後半には、お見合い写真（美人の資産家令嬢）を見たつっちーが歓喜し、それを見た見たさつきが「ダメェ！！！」と絶叫する場面がある。さつきのブラコンっぷりを如実に示すシーンなのだが、アニメではお見合い話自体が無かったことになり、その名場面も敢えなく削除。この後のDパートで、さつきのお兄ちゃん大好きッコぶりが描かれているけど、インパクト的には原作の方が上だと思う。アニメで変更したのは、さつきのツンデレっぷりを強調したかったのかも。

▊ さつきが制服姿でやって来た理由

何故さつきがセーラー服姿で幼稚園を訪れたのか？原作本編では描かれていないのだが、実は単行本の４コマ漫画『妹の事情』の中で、その理由が明かされている。詳細ははなまる幼稚園 2 (ヤングガンガンコミックス)[AA]のP.44でご確認あれ。いかにも、さつきらしい理由だよん（笑）。

Dパート 「はなまるなお泊まり」

ED後のDパートは、第12話『はなまるなお兄ちゃん』の最後の１ページにアニメオリジナル要素を追加したもの。さつきの「今日は泊まっていく・・・」というセリフを膨らませた、Cパートのエピローグといえる。

内容的には、ベタでお約束のシチュエーション。だがそれがイイ.ヽ(≧▽≦)ノ.　シャワー浴びた後のワイシャツ姿とか、兄の布団の匂いをクンクンとかは、「どうぞ同人誌のネタに使ってください」ってことですね。わかります（笑）。ということで、あとは頼みましたよ！！全国の同人作家のみなさん！！！

エンディング

テレ東規制をぶっ壊す、粋なエンディング。園児達のパンツは毎回見えてるけど、あれは謎の小動物なので、現役女子高生のパンツという点に意義があるのだ。

EDテーマは、さつき役・廣田詩夢さんが歌う「ハートの法則」。アニメはりょーちもさんの一人四役（絵コンテ・演出・作画・美術）。りょーちもさんが過去に携わった作品に関しては、次のAMVを見るのが手っ取り早いよ。

りょーちもＡＭＶ

エンドカード

今回のエンドカード絵師はひぐちきみこ先生。どこかで見た絵だと思ったら、フィギュア情報誌のレプリカント[AA]で「ガレキな奥様」というエッセイを連載されてますね。

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■ はなまる幼稚園 自作壁紙 １枚目 （山本先生）
■ ヤングガンガン 2009年 No.16を買ってきた

関連サイト

■ はなまる幼稚園 （ヤングガンガン）
■ はなまる幼稚園 （StarChild）
■ はなまる幼稚園 （GAINAX NET）
■ はなまる幼稚園 （TV東京 あにてれ）
■ はなまる幼稚園 （Wikipedia）

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