今日の５の２ （原作・OVA・TVアニメ・OAD）のライトエッチシーンに関するまとめ
今さら感が漂いますが、「今日の５の２」（原作コミックス・OVA・TVアニメ・OAD）のライトエッチシーンをまとめてみました。
はじめに
「今日の５の２」原作コミックス（単行本）の帯には、次のキャッチコピーが印刷されています。
はいはいはい！そこゆくアナタ！ちょっと見てよ！
これが一部でウワサのライトエッチな小学生マンガ。
５年２組に入りて～。
（帯の表側から）
放課後ナニして遊ぼっか。
（帯の裏側から）
これを見てわかるとおり、ライトエッチは「今日の５の２」（原作）の重要な売り要素の一つ。これ無しには「５の２」は語れません。ただその一方で、「５の２」にはノスタルジーという側面もあります。ヤンマガ連載中の「みなみけ」の柱（広告）には、それを意識したような文言があり、読者の郷愁を誘っていますね。
あの頃の僕等らがそこにいる。永遠の小学生ブルース。『今日の５の２』（全１巻）発売中！！
（ヤンマガの柱から）
さて、「今日の５の２」は異なる制作スタッフの手で２度アニメ化されていますが、作品としてのベクトルが大きく異なります。ライトエッチに比重を置いたOVA版、ノスタルジー方向に舵を切ったTVアニメ版（以下「TVA版」と表記）といった感じ。これは当然の成り行きで、OVA版は最初からDVDでのリリースを目的として制作されたため、ライトエッチ描写をふんだんに盛り込むことが可能。片やTVA版は放送規制（それもテレ東規制）があり、ライトエッチをことさら前面に出すことは困難です。更に、先行したOVA版との違いを出す必要もあり、その結果としてノスタルジー成分が多めになったものと思われます。結果的にはこれが見事な棲み分けを生み、大成功を収めました。
この記事では「今日の５の２」を形成する二大要素の一つ、ライトエッチシーンをとりあげ、原作・OVA版・TVA版の同一場面を比較してみました。比較といっても、OVA版とTVA版の優劣判定が目的ではありません（念のため）。OVA版とTVA版の制作スタッフが原作のライトエッチ描写をどう捉え、どうアニメ化したのかを淡々とまとめただけです。特にTVA版に関しては、放送規制の中でいかにしてライトエッチな部分を描いたのかを、改めてご確認いただければと思います。
ライトエッチシーンの比較
原作、OVA版、TVA版（OAD含む）のライトエッチシーンは以下のとおり。三者を純粋に比較するため、原作で描かれている場面を基準としました。アニメのオリジナル描写は極力排除してあります。
| 原作 ※ | アニメ | |
| OVA | TVA/OAD | |
| 1時間目「グラグラ」 | 1学期／1時間目「グラグラ」 | 第1話／1時間目「グラグラ」 |
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| 2時間目「サコツ」 | 1学期／2時間目「サコツ」 | 第3話／9時間目「サコツ」 |
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| 3時間目「マケナシ」 | 1学期／3時間目「マケナシ」 | 第2話／6時間目「マケナシ」 |
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 リョータの左手がナツミの頭を 押さえていない（以下同様） |
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| 4時間目「メモリ」 | 1学期／4時間目「メモリ」 | 第8話／28時間目「メモリ」 |
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このアングルのカット無し |
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| 5時間目「ダマシウチ」 | 1学期／5時間目「ダマシウチ」 | 第4話／16時間目「ダマシウチ」 |
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| 6時間目「エガオ」 | 2学期／4時間目「エガオ」 | 第5話／17時間目「マケナシ」 |
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| 7時間目「キセカエ」 | 2学期／2時間目「キセカエ」 | 第4話／14時間目「キセカエ」 |
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 ユウキが白い汁まみれ |
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 ナツミの「ひまだなー」という セリフが無い |
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| 8時間目「カンサツニッキ」 | 2学期／3時間目「カンサツニッキ」 | 第6話／20時間目「カンサツニッキ」 |
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| 9時間目「アメフリ」 | ＊ | 第1話／4時間目「アメフリ」 |
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OVA版ではアニメ化 されていません |
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OVA版ではアニメ化 されていません |
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| 10時間目「スーパーボール」 | 2学期／1時間目「スーパーボール」 | 第1話／2時間目「スーパーボール」 |
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| 11時間目「トショシツ」 | 3学期／1時間目「トショシツ」 | 第3話／10時間目「トショシツ」 |
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 カズミがスカートではない |
| 12時間目「メルヘン」 | ＊ | 第10話／37時間目「メルヘン」 |
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OVA版ではアニメ化 されていません |
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| 13時間目「ヌキウチ」 | 3学期／2時間目「ヌキウチ」 | 第11話／40時間目「ヌキウチ」 |
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 メグミの代わりにユウキ |
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| 14時間目「アマアマ」 | 3学期／3時間目「アマアマ」 | 第12話／47時間目「アマアマ」 |
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| 15時間目「メクリ」 | 3学期／4時間目「メクリ」 | 第3話／11時間目「メクリ」 |
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 ユウキもめくられている |
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| 16時間目「ネコノテ」 | 3学期／5時間目「ネコノテ」 | 第2話／5時間目「ネコノテ」 |
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 ユウキのタッチが追加された |
| 18時間目「ヌレギヌ」 | 春休み／1時間目「ヌレギヌ」 | 第2話／8時間目「ヌレギヌ」 |
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 メグミが自分でスカートを たくし上げていない |
| 19時間目「セクラベ」 | 春休み／2時間目「セクラベ」 | 第8話／30時間目「セクラベ」 |
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 チカの胸押し当てを強調 |
| 20時間目「ミズカケ」 | DVD-BOX特典 | 第4話／13時間目「ミズカケ」 |
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 濡れ透け |
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| 21時間目「サンキャク」 | 春休み／3時間目「サンキャク」 | 第7話／27時間目「セクラベ」 |
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| 22時間目「ユビキリ」（前編） | 春休み／4時間目「ユビキリ」（前編） | 第13話／49時間目「ユビキリ」 |
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| 放課後②「ビシビシ」 | ＊ | 放課後③「ビシビシ」 |
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OVA版ではアニメ化 されていません |
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OVA版ではアニメ化 されていません |
 チカが半裸状態に！ |
※原作の「時間目」は漫画文庫版を基準にしてあります。
OVA版は原作以上のパンツ大盛り。それに対して、テレ東規制でパンツを描けないTVA版ですが、細かい演出でライトエッチ要素を何とか出そうといった強い意気込みを感じます。たとえば「キセカエ」でユウキがかぶった白い汁とか、ここではとりあげませんでしたが保健室での全裸シーン。中でも強烈なのは、「マケナシ」でのチカとカズミのくすぐりあい。これなんかは完全にOVA版を凌駕しています。さすが「みなみけ」アニメ１期のスタッフが携わっただけのことはありますね。（参考：みなみけ（原作） 下着回に関するまとめ）
キャラクター別のまとめ
原作の各話で、ライトエッチを披露しているキャラは下表のとおり。
| 原作 | キャラクター | ||||||
| 時間目 ※ | サブタイトル | チカ | カズミ | ユウキ | メグミ | ナツミ | その他 |
| 1 | グラグラ | ○ | |||||
| 2 | サコツ | ○ | ○ | ||||
| 3 | マケナシ | ○ | |||||
| 4 | メモリ | ○ | |||||
| 5 | ダマシウチ | ○ | |||||
| 6 | エガオ | ○ | ○ | ||||
| 7 | キセカエ | ○ | ○ | ○ | |||
| 8 | カンサツニッキ | ○ | ○ | ||||
| 9 | アメフリ | ○ | ○ | ||||
| 10 | スーパーボール | ○ | ○ | ||||
| 11 | トショシツ | ○ | ○ | ||||
| 12 | メルヘン | ○ | |||||
| 13 | ヌキウチ | ○ | ○ | ||||
| 14 | アマアマ | ○ | |||||
| 15 | メクリ | ○ | ○ | ||||
| 16 | ネコノテ | ○ | ○ | ||||
| 17 | ウトウト | ||||||
| 18 | ヌレギヌ | ○ | |||||
| 19 | セクラベ | ○ | ○ | ||||
| 20 | ミズカケ | ○ | ○ | ||||
| 21 | サンキャク | ○ | |||||
| 22 | ユビキリ（前編） | ○ | |||||
| 23 | ユビキリ（後編） | ||||||
| 放課後① | ヒラヒラ | ||||||
| 放課後② | ビシビシ | ○ | |||||
| 放課後③ | イマサラ | ||||||
| ライトエッチ回数 | 11 | 5 | 7 | 6 | 5 | 1 | |
※原作の「時間目」は漫画文庫版を基準にしてあります。
キャラ別のライトエッチ回数（話数単位）を以下に示します。
ご覧のとおり、ライトエッチクイーンは断トツでチカ。リョータと幼なじみなので、必然的にリョータとの絡みが多く、ラッキースケベの被害に遭う確率が高いようです。準クイーンはユウキ。女子のリーダー格なのでリョータと対峙する場面が多々あり、それが結果に現れたもよう。僅差で３位となったメグミは、典型的な巻き込まれ型の被害者といえそう。思わせぶりな行動をするカズミは４位。個々のシーンのインパクトが強烈なだけに、これは意外でした。同じく４位のナツミは、カズミとは対極に位置する無自覚なエロ要員。ある意味、もっとも危険な存在です。(*´Д｀*)
まとめ
- 「今日の５の２」のライトエッチクイーンはチカ。準クイーンはユウキ。
- 原作では全員パンツを見せている。胸の谷間や下乳をを見せているのは、ユウキ、メグミ、ナツミの３人だけ。
- OVA版がエロいのは当然だが、TVA版も創意工夫で頑張っている。特に原作に無いオリジナル場面では、原作やOVA版を超える描写もあり。
- TVA版スタッフが制作したOADは、テレ東が関わっていないためか、保健室のシーンがスゴイことに！
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関連サイト
- 今日の5の2 初回限定版コミック ～公式サイト～ （講談社・漫画文庫 公式サイト）
- OVA「今日の5の2」公式サイト （avex movie）
- 今日の5の2 （StarChild アニメ公式サイト）
- あにてれ 今日の５の２ （TV東京 公式サイト）
- テレビシリーズ「今日の5の2」 （XEBEC 公式サイト）
- Friends （StarChild Friends公式サイト）
- 今日の5の2 （Wikipedia）
Amazon.co.jp
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