[アニメ感想] DARKER THAN BLACK 流星の双子 第5話 「硝煙は流れ、命は流れ・・・」
第5話 「硝煙は流れ、命は流れ・・・」

あらすじ
第5話のあらすじ、主要スタッフはアニメ公式サイトから引用しておきます。
霧原未咲は、不思議な双子といるマダムに『三鷹文書』の存在を聞かされた。そのキーワードは「イザナミ」―――。そして未咲は、三号機関から暗号名「イザナミ」の指令を受ける。スオウは、諜報機関に隠れ家がバレてしまい、水を自由に操る契約者ミチルに襲われる。しかし、ミチルはノリオが子供の頃からずっと待ち続けていた人…。そんな時、シオンに初めての依頼がきた。それは港から輸送されるある物質を破壊せよというもの。
脚本:岡田麿里 絵コンテ:山本秀世 演出:山本秀世 作画監督:斉藤英子
ストーリー&感想
今週もターニャの新作カットは無しですか、そうですか・・・orz
アバンタイトル
▊ 国立天文台~マダム現る~

国立天文台を訪れた未咲さんの前に、神出鬼没のマダム・オレイユが登場。ウラジオストックのテロ騒ぎ、MI6エージェントの死体、CIAの関与、日本の非合法諜報機関、更に対契約者兵器(サターンリング、ジュピターリングだっけ?)に関する情報を語り始める。唖然とする未咲さんに対してマダムの講釈は続き、『三鷹文書』及びそのキーワードとなる『イザナミ』についてサジェスチョンを与えております。
イザナミは日本神話に登場する有名な女神なので、女性の契約者(たとえば消滅されたとされる
Aパート
▊ 特訓I

市街地の外れにある小屋でエージェントの訓練をする蘇芳。彼女のセリフによると、PTRDを召喚するたびに、チェンバーに1発、ポケットの中に5発の弾が同時出現するようだ。しかし、銃自体は以前使った状態のままなので、蘇芳自身がメンテナンスする必要があるらしい。
それにしてもPTRDのボルトとか、よく描き込めるな~。実際、PTRDの詳細な資料って、ネットで検索しても皆無に近いんですよ。ロシアの銃器サイトにボルトやトリガー周りの拡大写真があるけど、ボルトを外した写真は未だに発見することができません。このアニメのスタッフは実銃を取材に行ったとしか思えませんね。あと、メンテナンスの描写は、銃身を拭くだけの『ファントム』を超えています。
▊ レバノンの家族

▊ Gが出た!

荒野の真ん中にある公衆電話で、組織からの指令を受ける
隠れ家となっているラブホに戻った
▊ 三号機関、北へ・・・。

一方その頃、三号機関では新たな動きが・・・。小林課長は部下である未咲さんたちに、札幌の施設からコードネーム『イザナミ』と呼ばれる重要物資を運搬することを命令。未咲さんは当初乗り気で無かったが、BK-201が札幌で目撃されたこと知らされ、驚きの表情を隠せないようすだ。葉月が言っていたエージェントって、まさかレバノンじゃないよね?!
Bパート
▊ 襲撃、嫉妬、そして再会、母よ・・・

契約者1名を含む三号機関のエージェントが、
翌朝、未咲さんたちが札幌に到着。ミチルから
現場検証を終えた未咲さん一行はラブホから撤収。路上に待たせてあった車に乗り込むが、そこに花束を持ち全身バッチリ決めた格好のノリオが登場。蘇芳に会いにきたようだが、たまたま行方不明中の母親の姿を目撃する。(ノ∀`) アチャーまた死亡フラグが・・・。
▊ 特訓II

組織と連絡をとるため荒野の公衆電話にやって来た
▊ ミチルの対価

母親を目撃したノリオは父親のレバノンに早速報告。しかし、レバノンは息子の話を聞き流し、そればかりか花を勝手に持ち出したことを咎める始末。ちゃんと話を聞こうとしない父親に、ノリオのじれったさは爆発寸前だ。ところがそんな中、くだんの中心人物である母親・ミチルが登場。呆然とする男二人(?)を前にして、ミチルは無表情のまま「オーブン貸して」と口にするのであった。
Aパートのレバノンのセリフ―「お菓子作りが得意な地味な女」―は、このシーンの伏線だったもよう。次回予告の映像ではケーキらしきものを焼いてますね。
▊ イザナミ

未咲さんたちは『イザナミ』が保管されている研究所に到着。その一室とおぼしき殺風景な部屋で、三号機関の作戦会議が開かれる。未咲さんはBK-201が『イザナミ』を狙うために潜伏していると推測。『イザナミ』の運搬には海路を選択することとなった。未咲さんが作戦立案、指揮をしているところを見ると、三号機関の「係長補佐」というのは中隊長(陸自の三佐、一尉)クラスなのかもしれない。
作戦会議終了後、未咲さんは巨乳課員・沢崎耀子を連れ立って『イザナミ』が保管されている部屋へ。厳重なセキュリティーのチェックを受け、ようやく『イザナミ』とご対面を果たすことに。それを見た未咲さんの表情や、保管ケースのサイズ、アリエル&ベレニスの反応を見るに、中に入っていたのは人間(意外な人物)か?
▊ 雑草鍋と契約者

三号機関の襲撃から逃れ、水辺の小屋に合流した
食事の後、
▊ 状況開始

いよいよ始まった
まずは、
エピローグ
▊ 蘇芳とクジラと潜水艦

港で待機中の蘇芳。海を双眼鏡で眺め、前回目撃したクジラのことを思い出しております。そして、クジラから幼い日の水族館での出来事を回想。その中に蘇芳ママが初登場。写真集を出しているというのでアグレッシブな女性を想像していましたが、意外と地味目なママでした(笑)。
突然浮上してきた潜水艦は海自のものと思われます。艦首部に逆探用ソナーらしき突起物があるので、第3世代の涙滴型潜水艦でしょう。海自ではなく、ロシアの原潜からターニャが颯爽と登場する展開だったら良かったのに!!
次回予告

予告ナレーションをそのまま解釈すると、蘇芳たちは次回で札幌を去ることになりそう。そして、予告映像でミチル死亡と思わせておいて、実はミチルを庇ってノリオ死亡というミスリードの予感。更にその上を行き、二人とも死亡という事態もあるかも。
銃器チェック
劇中に登場した銃器をテキトーに鑑定しておきます。何かお気付きの点がありましたら、コメントください。m(_ _)m
未咲さんのハンドガン

最初見た時はS&W M59の第3世代モデルM5906のコンパクトモデルM6906かと思ったけど、よく考えたら未咲さんは元・警視庁公安部所属でした。てなわけでS&W M3913(S&W M39のステンレスモデル)でしょう。蛇足ですが、特殊部門以外の私服警官にはSIG SAUER P230が配備されているらしいです。
2009年11月9日・追記
以前、アニメ雑誌に掲載された「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」の設定資料。銃の固有名詞は書かれていませんでした。資料の銃には日本警察仕様のランヤードリングが付いていません。未咲さんが外したのかもしれませんが(笑)。また、フレイム下部の形状を見るに、女性向けの護身モデルM3913LS(LadySmith)とも異なる印象を受けます。
2009年11月10日・追記
コメントいただいた情報から、未咲さんの銃はM3913 TSWと思われます。アニメの設定資料と比較すると、グリップ下部の形状、フィンガーレスト付きマガジンは現行モデルと同じ。レイルドフレームではない点、セイフティやスライドストップがシルバーなのは初期モデルと一致しています。S&W社の銃はバリエーションが豊富なので、もしかしたら未咲さんの銃も実在するのかもしれません。
三号機関 隊員のSMG

三号機関の隊員が使っていたサブマシンガンは、CQBや室内戦等でよく使われるH&K MP5。三号機関は日本の特殊部隊なので、日本向けにカスタマイズされたMP5-Jかな?左から2枚目のキャプチャ画像を見ると、ストックの形状が独特だし。
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関連サイト
■ DARKER THAN BLACK 流星の双子 (アニメ公式サイト)■ DARKER THAN BLACK ―流星の双子― (MBS公式サイト)
■ DARKER THAN BLACK -流星の双子- (Wikipedia)
■ DARKER THAN BLACK -黒の契約者- (Wikipedia)
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