[マンガ感想] ファントム~Requiem for the phantom~ 第7章 (コミックアライブ2009年10月号)
コミックアライブ2009年10月号に掲載されている「ファントム~Requiem for the phantom~」 第7章の感想です。
コミックアライブ2009年10月号・表紙
マンガや原作ゲームの内容に触れていますのでご注意ください。
特別付録 ChaosTCGパートナーカード「ドライ」
前号に続き、特別付録として「ファントム」のカードが綴じ込まれています。今月号はChaosTCG「OS:ニトロプラス1.00」パートナーカード「ドライ」で、カード番号は「NP-067P」。イラストは矢野口君さんの描き下ろしと思われます。

左:外袋、中:カード(表)、右:カード(裏)
コミックス第2巻の告知
早くもコミックス第2巻の発売が決まったようです。発売日は9月23日(水)で、予価550円(税込)。コミックアライブに掲載された第5章~第7章が収録される筈。第5章が32ページ、第6章が59ページ、そして今回の第7章が50ページなので、本編合計141ページ。これに扉絵や後書き等を加えれば、ちょうど単行本1冊分のページ数は確保できますしね。

新刊コミックの告知
第7章 ストーリー&感想
今回は久しぶりに話数とサブタイトルの表記がありませんが、便宜上「第7章」と表記しておきます。ページ数は前述したとおり50ページで、これはこれまでで2番目に多いボリュームです。前回までの「あらすじ」は下記のとおり。
陰謀に巻き込まれ組織から追われるアインと共に、逃亡を決意した玲二。しかし、その途中で突如アインは姿を消す。失意の中、玲二はサイスの逃亡ルートの港へ向かうと、何者からか発砲された銃撃戦が始まる。そこに現れたのはアインだった!!(コミックアライブP.386の柱文から引用)
ストーリーの方は原作ゲーム第1章(終盤)~第2章(序盤)がベースになっていて、一部端折られている場面はあるものの、構成(流れ)はほぼ完全に準拠。マンガ版「ファントム」はオリジナル展開が多かったので、原作回帰と言えそう。スケジュール的な都合で、オリジナル構成を考える余裕が無かったのかもしれませんが(笑)。
以下、マンガの主な場面をピックアップしておきます。

左:サイスを庇い玲二に撃たれるエレン(P.389) 右:ファントム襲名(P.395)
コンテナヤードでの攻防シーン。サイスを見つけ、必殺の一撃を放ちつ玲二。しかし、その銃弾は自ら盾となりサイスを庇ったエレンの胸を貫く・・・。
アニメでいうと第10話 「終幕」~第11話 「襲名」に相当する場面です。オサレ襲名儀式のような真下ワールド全開なアニメに対して、マンガ版はゲームに忠実。サイスの去った港にマグワイヤとクロウディアが駆けつけ、玲二はその場で“ファントム”を襲名することになります。

エレンのパンチラ
そして、アニメでは絶対に拝むことが出来ないエレンのぱん(゚∀゚)つぅ!
さすが柊柾葵先生です。パンツの描き込みがハンパない。チラリとしか見えませんが、パンツの内側の肉付き具合も見事ですな~ハァハァ(;´Д`)

左:犯人を知っているというキャル(P.411) 右:ワイズメルが帰った後のキャル(P.423)
コンテナヤードでの攻防から1年後。玲二はファントムの称号を襲名し、クロウディアの片腕となっていた。そんなある日の深夜、クロウディアと玲二は梧桐組とのコカイン取引のためスラム街の一角に向かう。ところが、そこで玲二が目にしたのは梧桐組構成員の死体。用意してあった現金500万ドルも持ち去られていた。そしてその翌日、玲二は襲撃現場にあった不審な死体を調べるため、再びスラム街を訪れる。そこには金髪の少女(キャル=ディヴェンス)が佇んでおり、彼女は事件の一部始終を見ていたという。玲二は事件の詳細な話を聞くため、成り行き上、キャルと共同生活を送ることになるが、ある夜、キャルの存在を嗅ぎつけたワイズメルの訪問を受け・・・。(以下省略)
ここからはゲームでいうと第2章の序盤、アニメでは第12話 「亡霊」~第13話 「偽装」(Bパート前半)に当たる部分です。キャルのパンツの脇がチラリと見えてますが、このラインはローライズ・ショーツじゃありませんか!
上半身の方は一見するとスポブラに見えますが、他のページ(P.425)のコマを見るとタンクトップのようです。気になる人はコミックアライブでご確認を!(笑)

左:マグ様に申し開きする玲二(P.429) 右:助手になれて喜ぶキャル(P.434)
ワイズメルを追い返した翌日。玲二はキャルの件を釈明するため、インフェルノ本部にマグワイヤを訪れる。そして、キャルに暗殺者としての才能を見いだしたと言い、マグワイヤを納得させることに成功する。だが、その場は何とか方便で切り抜けられたものの、いずれ真実が露呈するのは明白。真犯人をあげるまでの間、インフェルノ上層部の目を誤魔化すため、玲二はキャルを助手として育てることになった。
はい、この場面もゲーム第2章(序盤)どおりの展開です。アニメでは第13話 「偽装」(Bパート後半)~第14話 「監視」(Aパート)で描かれていますね。

「☆ じゃあ明日から特訓だね! ☆」(P.434)
笑顔のキャル、超絶キャワワ♥
次号予告

次号予告ページ(P.918~919)
次号「コミックアライブ2009年11月号」は9月26日(土)発売。
表紙&巻頭カラー&特別付録は、10月からアニメが放送される「けんぶファー」、「ゼロのちゅかいまよーちえん(仮)」、「緋弾のアリア」、「のんのん日和(仮)」の新連載3作は全てセンターカラーとのこと。
なお、コミックアライブは毎月27日発売ですが、9月27日は日曜日なので1日繰り上がっています。ご注意ください!
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■ ニトロプラスの「ファントム」がTVアニメ化決定
関連サイト
■ 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト (メディアファクトリー公式)■ ニトロプラス10周年記念 ファントムプロジェクト「ファントム」 (TVアニメ公式)
■ ファントムシリーズ (ニトロプラス公式)
■ Phantom -PHANTOM OF INFERNO- (DVD VIDEO GAME公式/デジターボ)
■ ファントム-PHANTOM OF INFERNO- (PS2版公式/プリンセスソフト)
■ Phantom -PHANTOM OF INFERNO- (Wikipedia)
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