【ウマ娘】ウィンドウサイズ自動復元ツール『ウマド』をタスクスケジューラで自動起動させる

2023年09月10日公開

2023年09月19日更新

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DMM GAME版『ウマ娘プリティーダービー』（以下 PC版ウマ娘）は起動するたびに画面サイズがデフォルトに戻ってしまう。『ウマド』はウィンドウサイズを自動的に復元してくれるツールで、PC版ウマ娘ユーザー必須のアプリだ。そんな便利なアプリであるが、管理者権限が必要なためWindows10のスタートアップからは自動起動させることはできない。しかし『ウマド』をタスクスケジューラに登録することでログオンと同時に自動起動させることは可能だ。

【ウマ娘】ウィンドウサイズ自動復元ツール『ウマド』をタスクスケジューラで自動起動させる

『ウマド』とは
『ウマド』のダウンロード
『ウマド』がスタートアップで起動しない理由
『ウマド』をタスクスケジューラで自動起動させる

『ウマド』は『ウマ娘』の開発元・Cygamesが提供しているアプリではない。自己責任でご利用いただきたい。ちなみに自分の環境では、これまで不具合が起きたことはないッス。

ウマドとは

ウィンドウサイズ自動復元ツール『ウマド』は、主にPC版ウマ娘での利用を想定したウィンドウサイズや表示位置を自動で復元するツールだ。プレイした方ならご存じのとおり、PC版ウマ娘は

起動するたびに画面サイズがデフォルトのサイズに戻ってしまう。
縦画面→横画面→縦画面という操作をした場合、画面サイズがデフォルトのサイズに戻ってしまう。

といった不便な一面があり、それを解消できる唯一のアプリが『ウマド』である。PC版ウマ娘のプレイ中、『ウマド』さえ起動しておけば画面サイズをいちいち変更する必要がなくなり快適にプレイできるのだ。

ウィンドウサイズ自動復元ツール『ウマド』

『ウマド』

『ウマド』を起動していない場合、PC版ウマ娘のデフォルト画面サイズ（ウィンドウ内のクライアント領域）は408×726となる。このサイズは自分のパソコンでのサイズなので環境によっては違うかも。

PC版ウマ娘の画面サイズ（デフォルト）

PC版ウマ娘のデフォルト画面サイズ

『ウマド』を起動しておくと、設定したサイズ（自分は555×986にしてある）に自動復元してくれる。

PC版ウマ娘の画面サイズ（『ウマド』起動時）

『ウマド』起動時の画面サイズ

『ウマド』のダウンロード

『ウマド』はBOOTHで公開中。BOOTHはpixivが運営するネットサービスでダウンロードにはpixiv IDが必要だ。

ウィンドウサイズ自動復元ツール「ウマド」 - bironist - BOOTH

ウマド任意のアプリケーションのウィンドウサイズを自動で変更するツール。画面が縦長の時、横長の時それぞれに対象サイズを指定でき、該当のウィンドウが自動で縦横比が変わるタイプのものでも対応可能です。

pixiv IDをお持ちでない場合は新規登録しよう！下記サイトの解説が分かりやすい。なおGoogleアカウントがあれば、それを利用してログオンすることもできる（Googleアカウント連携機能）。

BOOTHの登録方法を紹介！VTuberのアバターを無料で手に入れるには？ | 声すた！

BOOTH(ブース)では同人誌や手作りグッズなどの物販商品から、イラスト・ゲームなどのデジタルコンテンツまでいろいろなモノが販売されています。そして、BOOTHのすごい点は無料配布されているコンテンツがいろいろとある所です。たとえば、現

ダウンロードした『ウマド』のインストールや設定については下記サイトを参照してね。

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『ウマド』がスタートアップで起動しない理由

結論から先に書くと、アプリを直接起動した時

「この不明な発行元からのアプリがPCに変更を加えることを許可しますか？」
「このアプリがPCに変更を加えることを許可しますか？」

というユーザーアカウント制御（UAC)のダイアログボックスが表示されるアプリは、スタートアップに登録しても自動起動できないらしい。

Windows10 ユーザーアカウント制御（UAC）

ユーザーアカウント制御（UAC）

なおユーザーアカウント制御の設定で「コンピュータに対する変更の通知を受け取るタイミングの選択」を下から2番目または1番下にすればダイアログボックスは表示されなくなる。つまりスタートアップで自動起動することが可能。しかしそれをやるとセキュリティのチェックが甘くなり、ウイルス等の悪意のあるプログラムの被害に遭う危険性が高くなるので絶対に止めましょう！

『ウマド』をタスクスケジューラに登録

Windows10でタスクスケジューラを開き、『ウマド』を登録する手順について説明しますぞ。

①[スタートボタン]→[Windows 管理ツール]→[タスクスケジューラ]を選択。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

[タスクスケジューラ]を選択

②[タスクスケジューラ]が開くので、画面右側の[タスクの作成]を選択する。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

[タスクの作成]を選択

③[タスクの作成]ダイアログボックスの【全般】タブで次の設定を行う。

「名前」: 『Umado』を入力。
「説明」: 『ウィンドウサイズ自動復元ツール「ウマド」』を入力。
「セキュリティオプション」: 『最上位の特権で実行する』をチェックする。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【全般】タブ

④【トリガー】タブを選択して画面下の[新規]ボタンを押す。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【トリガー】タブ

⑤[新しいトリガー]ダイアログボックスが開くので次の設定を行う。設定が完了したら[OK]ボタンを押す。

「タスクの開始」: 『ログオン時』を選択する。
「設定」: 『特定のユーザー』を選択する。現在ログオン中のユーザー名が表示される。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【トリガー】タブ→[新しいトリガー]

⑥【操作】タブを選択して画面下の[新規]ボタンを押す。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【操作】タブ

⑦[新しい操作]ダイアログボックスが開くので次の設定を行う。設定が完了したら[OK]ボタンを押す。

「操作」: 『プログラムの開始』を選択する。
『設定』の『プログラム／スクリプト』: [参照]ボタンを押し、表示されたダイアログボックスで『ウマド』の実行ファイル（Umado.exe）を選択する。スクショ画像は「C:\umado\Umado.exe」となっていますが、ご自身の環境に合わせて設定してください。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【操作】タブ→[新しい操作]

⑧【条件】タブを選択して次の設定を行う。

: 『コンピューターをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する』のチェックを外す。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【条件】タブ

⑨【設定】タブを選択して次の設定を行う。

「タスクが失敗した時の再起動の間隔」: チェックする。時間はデフォルトの『1分間』のままでよい。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

【設定】タブ

⑩[タスクの作成]ダイアログボックスの[OK]ボタンを押す。以上でタスクスケジューラに登録した『ウマド』がログオン時に自動起動するようになる。

『ウマド』をWindows10タスクスケジューラに登録

[OK]ボタンを押して登録完了

自分はWindows11パソコンを持っていないので検証できないが、Windows10とWindows11のUACは同じなので、スタートアップからは自動起動できないものと思われる。Windows11で『ウマド』を自動起動したい場合、Windows10同様、タスクスケジューラーに登録することで可能になるかも。

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