[アニメ感想] 宇宙をかける少女 第12話
第12話 「虚ろなる巨像」
アニメの内容に触れています。未見の方はご注意ください。
あらすじ
第12話のあらすじはあにてれ 宇宙をかける少女から引用しておきます。
レオパルドと秋葉に自分たちの存在を忘れられていたベンケイとつつじは怒り心頭。自己実現のためベンケイはレオパルドに襲いかかる。ベンケイの大技で、巨大な箱空間に閉じこめられ徐々にエネルギーを奪われていくレオパルド。ギリギリのエネルギーが残っている中レオパルドキャノンを発射するが、ベンケイはそれを自らのエネルギーとして、そのままレオパルドに撃ち返すのだった。
被弾したレオパルドを見た風音は、アブソリュート・ブレイクスルー・コントロールを発動する。だが、その秘密兵器はすでにネルヴァルに見破られており、ネルヴァル・エクスクルーシブ・コントロールで反撃される。更にクサンチッペも到着し、ますます劣勢に立たされる獅子堂陣営。レオパルドはベンケイに体当たりをし、共に地球へ落下し始める。レオパルドを助けようとする秋葉の前に、ネルヴァルに洗脳された高嶺が立ちはだかる。高嶺の強力な一撃が秋葉達を吹き飛す。一方レオパルドは、残った力でベンケイを地球へと道連れにし自らの頭脳体を切り離し、一人逃走するのであった。
ストーリー&感想
第12話にして獅子堂評議会が壊滅って、最近見たアニメの中では「二十面相の娘」第6話級の衝撃でしたね。物語中盤で主人公側がここまで追い込まれるアニメはそうそう無いですよ。それに、そこに至る過程がスゴイの何の。秋葉の考えた安直な作戦に始まり、巨大コロニー同士のド突きプロレス、ベンケイが用意した「こんなこともあろうかと」的な秘密兵器の登場、レオパルドの大気圏突入、挙げ句の果てはネルヴァルによるカークウッド占領と再び訪れた人類の危機という超展開ですからね。さすが、なんちゃってSFバカアニメ「宇宙をかける少女」!この先もあっと驚くような仕掛けがありそうで、バカアニメ好きとしてはワクテカが止まりませんよw
アバンタイトル

▶ 昔の名前で思い出す
秋葉が考案した囮ミラー作戦に引っ掛かり、姿を現したベンケイ。登場するなりレオパルドに再会の挨拶をするが、レオパルドには心当たりがない。ベンケイはその回答をさもありなんと受けとめ、ネルヴァルの薫陶を受けて生まれかわったことを語り、更には自らの頭脳体を見せる。しかし、レオパルドにはさっぱり分からず、ベンケイはついにプッツン。巨大チェンソーを屹立させ、レオパルドに襲いかかって来た。その際に名乗った昔の名前はボナパルト。それを聞き、ようやくベンケイの正体を思い出すレオパルドであった・・・。
ボナパルトの名前は言わずと知れたナポレオンなんだけど、改名後の弁慶とは魚つながりの可能性があります。実は佐渡島の近海に「弁慶」と名付けられたコブダイの個体がいるんだけど、これがナポレオンフィッシュにそっくりなんですよ。もしこれが元ネタだとしたら、スタッフの中にスキューバダイビングもしくは海釣りマニアがいるのかもw
Aパート

▶ 捕獲作戦スタート、うわっはー!
風音「ミラー泥棒の正体は、やはりブレインコロニー。いよいよ始まったわね」
風音の座右の銘「いよいよ始まったわね」で、ミラー泥棒捕物帖がスタート。QTアームズに搭乗した高嶺とほのかが、ベンケイの外装の破損の隙間から内部に潜入し、中にいる頭脳体を制圧する作戦だ。
桜「わくわくぽんぽん、つるつるかたー!」
風音「桜はまだよ、ステイ。捕まえたら好きなだけ解体していいから」
桜「うわっはー!くるくるぱっかーん!!」
QTアームズの母船(ボアシップだったっけ?)に乗っていた桜には待機命令。とっ捕まえたベンケイの頭脳体は、ジャンクパーツ化必至ですなw
ところで桜の叫び声「くるくるぱっかーん!」は、中の人が同じこのキャラが元ネタっぽいw

▶ 巨大チェンソー vs 超硬ミラー
レオパルドがベンケイの正体に気付かなかったのは、名前の違いもさることながら外装が昔と大きく異なっていた点が影響していた模様。コロニー間通信なんていうイメージ伝達手段があったんだね。明らかに視聴者向けの説明画面だけどw
ベンケイ「私はもう昔の私ではない!そして今、貴様を乗り越えた証としてそのミラーを頂こう。100本目としてな!」
このベンケイの前口上が終わると、レオパルドとの間で巨大コロニープロレスがスタート。そうそう、これだよオレが見たかったのは!!!
レオパルド「ふん!ふはははははぁ(笑) ボクのミラーがそんなちんけなノコギリで切れるものか!」
すげぇぇぇええええ!!巨大チェンソーをミラーをブン回して受けとめてやがる!!いったいどんな素材で出来てるんだ。いや、そもそもあれはただのミラーなのか?
レオパルド「あいにくボクには、お洒落な外見にふさわしい中身があるからな!」
コロニーらしからぬベンケイの外装を小馬鹿にした後、自意識過剰なコメントをするレオパルド先生。さすが引きこもり評論家!イッツクールw
ベンケイ「誰よりもネルヴァル様の寵愛を受けていながら、手ひどい裏切りをしおったおまえに!」
(゜;)エエッ!!ネルヴァルとレオパルドって、そーゆー関係だったのかぁぁぁあああああ!!!いずれ、これをネタにしたネルヴァル×レオパルド(やっぱりレオパルド=受けでしょう)のヤオイ同人誌が出そうな予感!アッー!!www
▶ 私はさっきからここにずーっと居たのよ!
秋葉とイモちゃんがネルヴァルとレオパルドの過去について詮索していたところ、モニターの向こう側に馬場つつじ登場。突然、スール学園の制服を着たメガネっ娘が現れ驚く秋葉。つつじが「さっきからずーっと居た」と言い張っているので、ちょっと前の画面をチェックしたら本当に映ってる!頭の一部だけだけどな!w
つつじ「世の中には生まれながらに何かを約束されている者たちがいる。でも私たちは違う。ただ生きているだけでは果てしなく透明な存在になってしまう。消えてしまう・・・いえ消されてしまいのよ!運命のようなものに」
つつじって第9話で多少脚光を浴びたけど、それ以前はストーリーに全く絡んでいなかったよね。なので、この状況でいきなり自分語りを始められても、唐突感は否めないぞ。ただ、TV放映ではスルーされただけでBlu-ray&DVDではつつじの描写が追加されている可能性もありそう。

▶ いつき参戦
いつきが搭乗するフグのコンソールに、獅子堂家のエンブレムをバックににした宙域からの退去勧告が表示される。ウルの逆探知で、その発信元へ通信チャネルを繋げたところ、接続先には風音の姿があった。風音は捕り物作戦の状況が進行中であることを告げ、いつきに宙域を離脱することを改めて告げるが・・・
いつき「私もお手伝いします!獅子堂さんは友達です!!」
いつきのこの言葉を聞き、彼女の決意が固いと見た風音は作戦宙域での識別コードを付与。こうしていつきは、ほのか達のQTアームズに合流することに。
賀統「よいのか?!風音・・・」
風音「彼女はアースオーフェンです。ご両親をテラアブダクションで・・・」
矢蔵「ならば伴に戦う資格があるというわけだ」
いつきの作戦参加について尋ねる長老と、許可した理由を語る風音さん。その会話の中に「ソラかけ」ではすっかりお馴染みとなった、セリフ内での重要キーワードが登場。今回は「アースオーフェン」。英語表記だと多分「Earth Orphan」で、直訳すると「地球孤児」。つまり、いつきは地球で生まれ育ち、ある日テラアブダクションに巻き込まれて、両親が行方不明になったということなのでしょう。仮にそうであるとするなら、今後「地球vsコロニー」というガンダムシリーズにありそうなストーリー基軸も出て来そう。
▶ まだそこにいたのか!ブー&ミン
ブー&ミンが乗るグラブフィッシュのコンソールにも、宙域からの退去勧告が表示され・・・
ブーゲンビリア「命がふーの本家本元だよ、ミンちゃん!」
ミンタオ「大丈夫よ、証拠の映像だってバッチリなんだから」
ブーゲンビリア「もとに戻れるよね?あたしたち」
ミンタオ「当然よ!世の中なんかひっくり返してやるわ」
「世の中なんかひっくり返す」ってテロリストかよ!少なくとも、元・公安のエリートが言うセリフじゃねーぞ!w

▶ 箱コロニー
一方、その作戦宙域では、まだまだ続いていたレオパルドvsベンケイの巨大構造物プロレス。
レオパルド「何故そんなにボクのミラーにこだわる?!」
ベンケイ「知りたいか!予定を立ててしまったからな。ちなみにこんな感じだ」
レオパルド「ミラーが素晴らしすぎて、おまえの本体が霞んで見えるぞ」
コロニー間通信を使い、レオパルドのミラーを装着した想像図を披露するベンケイ。それを見たレオパルドは彼お得意の毒舌で返し、ベンケイは大激怒。二人の会話には相変わらず緊張感のカケラも無いけど、ここから急にシリアス展開に。ベンケイが射出した物質がレオパルドを覆い、あっという間にレオパルドは箱詰め状態。エル理事長によると、箱を形成している物質は与圧区画に使われるエアタイトフィールド。略してA.T.フィールド(違
このエアタイトフィールド、ただの暗所恐怖症兵器かと思ったらさにあらず。中に閉じこめたレオパルドのエネルギーを奪う機能を備えていたのだ。レオパルドの中に居た秋葉は焦り、このピンチを打破する方法をレオパルドに迫る。それに対して、レオパルドはソウルシャウツ(レオパルドキャノン)を使い箱ごとベンケイをぶち抜くよう指示を与える。
レオパルド「こうしている間に、大切なモノが失われていくかもしれないんだぞ!おまえが守るモノが、傷つけられてもいいのか?!」
「大切なモノ=レオパルドのエネルギー」、「おまえが守るもの=レオパルド自身」ってことですね。わかりますw
▶ 高嶺・ほのか・いつき突入準備へ
レオパルドの動きを察知した風音は、高嶺・ほのか・いつきに対して、レオパルドキャノン発射後に突入するよう命令。三人が乗るQTアームズは編隊を組み、突入の契機を窺うことに・・・。

▶ ベンケイ砲(仮)
秋葉はQTアームズに搭乗し、コロニー内の射撃ポイントに移動。到着するなり黄金銃の引き金を引き、レオパルドキャノンを発射するが・・・。
ベンケイ「バカめぇぇぇえええ!この時を待っていたのだぁぁぁあああ!」
レオパルド「なにぃ!なんだ・・・」
つつじ「吸収できた・・・あの光りを」
ベンケイ「この光りに焼かれた我らの痛み、その身で思い知るがいぃぃぃいいい!!」
レオパルドが放ったソウルシャウツは、いとも簡単にエアタイトフィールドを突き破ったものの、それはベンケイにとっては想定内の出来事。ベンケイは、待ってましたとばかりにミラー(盗難品)を展開。ソウルシャウツはそのミラーによって反射され、そればかりかエネルギーとして吸収されてしまう。そして、ベンケイはため込んだエネルギーをレオパルドに向けて発射。レオパルドのボディーはベンケイ砲(仮)の直撃を受け、黒煙を吐き始め迷走し始める。
うわ!なんというベタな流れ。ベンケイと似たような戦法は、バルタン星人のスペルゲン反射鏡、宇宙戦艦ヤマトの最終回に登場しデスラー砲をはじき返した空間磁力メッキがあるけど、いったん反射した光りをエネルギーとして吸収するという方式は珍しいかも。つーか、反物質砲をどういった物理法則で吸収したのか、是非ともご教授してもらいたいw
Bパート

▶ アブソリュート・ブレイクスルー・コントロール発動
姿勢制御できなくなったレオパルドは、地球落下コースに突入。一方、レオパルドキャノンの敗北を目の当たりにした風音は、アブソリュート・ブレイクスルー・コントロールの発動を決意。ナビ人(守姫)をシステムにセットし、カークウッドICPのメインフレームをハッキング。リモート・アタッカーに発進命令を掛ける。この追加された戦力でベンケイを攻撃(牽制)し、その間、主力部隊の高嶺たちはレオパルドを護衛に回ることに・・・。
▶ ネルヴァル・エクスクルーシブ・コントロール発動
つつじ「あなたのくだらない私怨を晴らすためではないのよ!あれはもう用済み、計画に入りましょう」
昔年の恨みを晴らして浮かれまくるベンケイ。しかし、レオパルド排除はネルヴァルが描いた計画のほんの1ページに過ぎず、つつじはベンケイの気を引き締めると伴に、次のフェーズへ移行を告げる。
ベンケイ「礼を言うぞレオパルド。レオパルドキャノンのおかげで、計画の実行に十分なエネルギーを蓄積することができた」
つつじ「ネルヴァル・エクスクルーシブ・コントロール発動!」
つつじの掛け声とともに、ベンケイの頭頂部からこの宙域全体に向けてピンク色の光りが放射。ほのか、長老たちの体に刻まれたネルヴァルのエンブレムが、これに反応。ほのかは何とか持ちこたえたが、長老たちは「箱」を求めて錯乱状態に陥る。更に、アブソリュート・ブレイクスルー・コントロールは完全に無効化され、コンソールは次々とネルヴァルのエンブレムが占拠。そればかりか、高嶺の首筋でもネルヴァルのエンブレムが妖しく輝き・・・
高嶺の首ににエンブレムが刻印されていた件は、目からうろこの展開。第7話で高嶺がいとも簡単に逃げ出せたのは、なるほどネルヴァルの用意周到な筋書きだったのか。ネルヴァルって肉弾戦専門かと思ってたけど、こういった細かい作戦立案もできるんだね。いや、恐れ入りましたw

▶ クセンチッペ現る
クサンチッペ「ごちゃごちゃして息苦しい所ね。やっておしまい!ガントレット」
クサンチッペを筆頭に、カークウッド宙域に次々と押し寄せる巨大構造物の群れ。ガントレットっていうのは蛇みたいなメカのことだと思うけど、女親分が「やっておしまい!」って命令したら、「あらほらさっさ~」ってちゃんと返事しろよw
▶ 占拠されるカークウッド・コロニー
ガントレットはコロニーに巻き付くや内部に向けて多数のポールを打ち込み、先端から何やら妖しげな光を放つ。その直後、コロニー内部には雪が降り始め、更に催眠ガスで充満される。敵の奇襲攻撃に対して対処する術はなく、次々と倒れていくエミリオや生徒会の面々。
▶ 風前のふー
ブーゲンビリア「ミンちゃん!あたし達ロックオンされてる!!」
ICPのリモート・アタッカー出撃を見て、ようやく自分たちの主張が認められたと安堵するブー&ミン。ところが、その頼みの綱であるリモート・アタッカーが、自分たちをロックオンしていることに気付いたからさあ大変。次々と発射されるミサイルが眼前に迫り、そのうちの何発かがグラブフィッシュに被弾。二人の叫び声が響き渡り、今回はここで出番終了。次回以降の話は地球編になるそうなので、しばらくこの二人の出番は無しとか?もしそうなら、ブー&ミンの水着姿は見れないのかぁぁぁぁぁああああ!!

▶ ネルヴァルの蜂起再び
賀統「あの時と同じだ・・・。始まったのだ。ネルヴァルの蜂起が」
賀統の言う「あの時」というのは第8話で説明されていたネルヴァル事変のことと思われますが、風音が「首魁であるネルヴァルは逃走したわ。捲土重来を期して多くのシンパ、ネルヴァリストを人類社会に潜伏させてね」と言ってたことを考えると、今回の事態はかなりの確度で予想できたんじゃない?視聴者的には、それこそ「いよいよ始まったわね」ですよw
▶ レオパルドぷっつん
レオパルド「ボクは利用されるのが、大嫌いなんだぁぁぁぁぁああああああ!!」
ベンケイ砲(仮)の直撃を受け、更にエネルギー不足もたたり満身創痍のレオパルド。そんな彼をせせら笑うがごとく、ミラーを奪うと告げるベンケイ。それを聞いたレオパルドは大激怒し、残った力を振り絞ってベンケイに体当たり。感情むき出しの後先考えないこの行動により、レオパルドとベンケイは大気圏突入コースへ。
▶ イモちゃんの機転
コロニー外部が燃焼し始め、レオパルドが地球に落下していることに気付いた秋葉。どうしたものかと途方に暮れていたところ、イモちゃんが第1話で大気圏突入を回避したハイテンションレバーの存在を思い出す。それを聞いた秋葉は、一か八かハイテンションレバーに運命を託すことに・・・。

▶ エル理事長、アレイダに遭遇
ハッキングされていないシステムを調達するため、作戦中枢を出たエル理事長。ところが、獅子堂本家の門を出たところでアレイダとバッタリ遭遇。しかし、その直後に画面が切り替わってしまい、エル理事長がどうなったのかは描かれていない。今回の最終シーンには出て来なかったので、その場に眠らされたか、アレイダの仲間に拉致られたかのどちらかでしょう。少なくとも次回の話で、理事長が水着を披露するという展開だけはない筈w
▶ ハイテンションレバー
QTアームズでハイテンションレバーの設置場所を目指す秋葉。途中で、いつき&ほのかのQTアームズも合流するが、そんな三人に対して高嶺のQTアームズが襲いかかってきた。やはり、先刻ベンケイが放出した妖しい光で洗脳されてしまったらしい。

▶ 急襲される獅子堂元老院
獅子堂元老院のオペレーションルームの壁が突然爆発し、そこに現れたのは招かれざる客―アレイダ。それを見た賀統と矢蔵は風音を脱出カプセルに収容し、彼女を元老院の外へ脱出させる。その直後、元老院のあちこちで小規模な爆発が発生し、あたりは炎に包まれ始めるのであった・・・。いよいよ始まったわねw
▶ お洒落な帽子
ベンケイ「私は満足なのだ。お互い全力をぶつけ合い、戦ったおまえと伴に燃え尽きることができるのなら本望だ」
レオパルド「アホか。お前はいつまでも一人で浸っているがいい。じゃあな!」
ベンケイ「こら、貴様!どこへ行く!?」
レオパルド「バカめ!レオパルドコロニーは万が一のことがあっても、ボクだけは助かるシステムになっているのだ!」
大気圏突入用のお洒落な帽子(ベンケイ談)を隠し持っていたレオパルド。ベンケイがお互いの健闘を称え合う辞世の句を詠み上げている中、そのお洒落な帽子を被り、頭脳体だけになってさっさと脱出。これはヒドイw
ベンケイ「貴様は最低だー!レオパルドォォォォォオオオオ!!!」
レオパルド「あばよー!!」
けっきょく、ベンケイは試合(ネルヴァルの作戦)で勝って勝負(レオパルドとの一騎打ち)に負けたってところですなw

▶ 一人で逃げた
ほのか「もう遅い。あれは、もうネルヴァリスト。おそらく月でネルヴァルに・・・」
ネルヴァリストとなってしまった高嶺の攻撃を受け、秋葉たちは前門の虎後門の狼状態に陥る。そんな中、イモちゃんがふと視線を見上げると、その先には大気圏に突入しているレオパルドの頭脳体があるではないか。
ほのか「一人で逃げた・・・」
秋葉&イモちゃん「はぁぁぁぁぁあああ???サイテーェェェエエエエエ!!!!」
ほのかの涙目っぽい表情と秋葉の怒った顔の対比が面白い。しかし、この直後に高嶺の攻撃でハイテンションレバーはポキリ。レオパルドの頭脳体も一人で逃げ、秋葉たちも自力で大気圏から脱出することもかなわず、前門の虎後門の狼の2匹に噛みつかれたような状況だ。ところで、QTアームズには耐熱フィルムとか耐熱フィールドみたいな大気圏突入機能があるのだろうか?まさか、QTアームズにもお洒落な帽子が!?
▶ ロマンのない奴だ
ベンケイ「残念だ・・・。レオパルドを倒してからが新しい私の始まりだったのに」
つつじ「くだらない意地を張らないで、さっさと脱出するのよ」
ベンケイ「ふん。ロマンのない奴だ」
この作戦を通して、この二人の親睦は十分深まったようですね。もはや夫婦漫才クラスw

▶ 今明かされるアレイダの正体
炎に包まれる獅子堂元老院の中で、アレイダと対峙する賀統。矢蔵や人形を抱えた女性の姿は見当たらない・・・(つд`)
賀統「ネルヴァルの魔女め。神楽様の遺産を手に入れた暁には、貴様など必ず・・・」
さらりと重要そうなキーワードを含め、アレイダに向かって最期の強がりを口にるす賀統。とことが、アレイダの仮面が開き、中から現れた女性の顔を見て、賀統は驚愕絶望、呆然自失の表情を浮かべる。
賀統「貴方は・・・か、神楽様」
EDクレジットでかなり前から公然の秘密となっていたけど、賀統の一言でアレイダ=神楽であることが確定。そして、この直後にアレイダ(神楽)はタキオンソードを振りかざし、獅子堂元老院は大爆発。風音は脱出カプセルで逃げ延びたけど、この状況からの反転攻勢は難しそう。しかも、今後は姉妹が敵味方に別れての骨肉の争いとなり、鬱展開が待ち受けていそうな気もしますが、次回予告を見る限り脳天気な話になりそうなので何よりw
それはそうと、第10話でレオパルドの自己実現達成が89%までいったのに、また一からやり直しじゃん。つーか、今度は宿主となるコロニーを探さにゃならんし、地球に落下したってことは宇宙に戻るための方策も必要だ。まさか伝説のSFアニメ「宇宙空母ブルーノア」みたいに、宇宙に飛び立つのに必要な反重力エンジンを探すって展開になるのか?!
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関連サイト
■ 宇宙をかける少女 (アニメ公式)■ そらかけ情報局 (サンライズ)
■ あにてれ 宇宙をかける少女 (テレビ東京)
■ 宇宙をかける少女 (Wikipedia)