【森田さんは無口】まんがライフオリジナル2019年12月号の森田さんはクレーマーに悩む！？

『森田さんは無口』 MUKUCHI:11

森田さんは、人より優し過ぎて考え過ぎて無口になっちゃう女の子。クレーマーに悩み中！？

（まんがライフオリジナル2019年12月号、P.39柱文）

「クレーマー⋯どんな問題を出したら その答えになるんだろう」

森田さんのモノローグだけではわかりにくいので、補足説明しておきますわ。朝の登校前、お茶の間でお父さんが観ていたテレビ番組でクイズをやってたんですよ。そのクイズの正解が『クレーマー』だったんだけど、あいにく森田さんは問題を聞きそびれていて、どのような問題を出せば答えが『クレーマー』になるのか、わたし、気になります！状態に陥ってしまったという次第。

要するに『さかさまクイズ問題は何？』とか伝説のクイズ番組『クイズ どんなMONだい?!』みたいなバラエティ番組を森田さんが脳内でやっているようなものデス！記事タイトルが引っかけですまぬ～。😅 森田さんがクラスメイトにディスられるシリアス回だと勘違いした人いるでしょ？ま、それが狙いなんですけどね。😙

作中には森田さんが『クレーマー』の意味を辞書で調べている場面があり、日本人が何気に使ってる『クレーマー』は実はカタカナ英語（和製英語）だったと判明。『クレーマー』（claimer）の英語本来の意味は、権利を主張する人のことで、不平・不満・愚痴を言うだけの人は『コンプレイナー』（complainer）と言うそうだ。学びだわぁ～♪詳しく知りたい人には下記の記事が参考になるぞい！

教室で森田さんが『クレーマー』の問題に悩んでいた頃、千尋ちゃんと美樹ちゃんはテスト対策の問題出し合いをやっていた。ところが美樹ちゃんの出す問題が簡単すぎて、千尋ちゃん的には全然勉強にならない。

この場面、美樹ちゃんは問題を出すときに紙の単語帳（暗記カード）を使っている。最近のJKはスマホの暗記アプリを使うことが多いと聞いたことがあるが、単語帳を見ている絵の方がテスト勉強感があるよな。何をしているのか一目瞭然というマンガ特有の記号的な表現だね。

確か千尋ちゃんは成績優秀という設定ではなかった。そこそこの成績の千尋ちゃんが即答できるってことは、美樹ちゃんの出した問題のレベルが低すぎるってことになる。逆の見方をすれば、千尋ちゃんには何のメリットもない簡単すぎる問題で、普通に考えれば時間の無駄だ。

しかし千尋ちゃんには別の目的があった。ヒントは美樹ちゃんの「こーゆーのって問題を出す方がめっちゃ考えないといけないんだよね」というセリフだ。問題を出す側は、設問内容をそれなりに調べないといけない。調べるという行為は、それ自体がテスト勉強につながる。千尋ちゃんはそれを狙っていたわけだ。カンペ作り勉強法（カンペ作ってたらなぜか覚えちゃう）みたいなもので、この場合は単語帳作り勉強法か（普通ですやん！）。千尋ちゃんは友達思いと言うべきか、策士と言うべきか⋯。😙

教室の片隅では、森田さんウォッチャーの男子２名が真剣な顔で論争を展開していた。

茶髪男子（小久保隆太）が「答えは0％」だと主張すれば、メガネ男子（大野浩一）は「せめて⋯50%⋯いや30％」などと反論。何のことかと思ったら、大野が森田さんと恋に落ちる可能性について。君たちむなしくないのか！？テスト勉強でもしてろよ！

ていうか、朝 パンを咥えるのは森田さんじゃなくて大野の方かYO！斬新すぎる設定だな、おい！！大野が「遅刻～遅刻」と言いながら、十字路で出会い頭にぶつかる相手は小久保というBL展開が頭に浮かんだわ。🤣

さて、森田さんを「もんもん」悩ませた『クレーマー』問題。クイズの正解は『クレーマー』じゃなかったぜ！森田さんの聞き間違いだったぜ！というオチだった。クイズ問題の内容と聞き間違えた単語はきちんと明かされているので、「もんもん」したくない人は『まんがライフオリジナル2019年12月号』でご確認ください。😛

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関連サイト

■ 竹書房4コママンガ誌オフィシャルサイト 4コマ堂
■ まんがライフSTORIA´(ストーリアダッシュ) （竹書房）
■ TVアニメーション「森田さんは無口。」公式サイト （竹書房 TVアニメ公式サイト）
■ 「森田さんは無口」アニメーションＤＶＤ公式サイト （竹書房 OVA公式サイト）
■ 森田さんは無口 （Wikipedia）
■ 佐野妙 （Wikipedia）
■ 森田さんは無口とは （ニコニコ大百科）
■ 森田さんは無口とは （ピクシブ百科事典）

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