【Aチャンネル】TV放送版・BD版比較レポート（第1巻）

2015年11月01日公開

2020年03月18日更新

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今さら感が否めませんが、『Aチャンネル』TV放送版とBD版の比較です。BD全6巻を1巻単位でレポートしていきます。今回は BD第1巻の調査結果です。TV放送版に関しては、TBSだけでなくTOKYO MXで再放送されたバージョンもチェックしてあります。

【Aチャンネル】TV放送版・BD版比較レポート（第1巻）

はじめに

比較したのは下表の三つのバージョンです。TV放送版（TBS）が一番古く、次いでBD版、TV放送版（TOKYO MX）の順番です。

	バージョン	TV放送期間または BD発売開始日
1	TV放送版（TBS）	2011年04月09日（第1話放送）～06月25日（第12話放送）
2	BD版	2011年05月25日（第1巻発売）～10月26日（第6巻発売）
3	TV放送版（TOKYO MX）	2012年01月14日（第1話放送）～03月31日（第12話放送）

注）アニマックスでも2011年04月18日～07月11日に放送されましたが、録画していないためチェックできません

TV放送版とBD版の比較（BD 第1巻）

BD第1巻には第1話『好きAn april day』、第2話『雨の日はお風呂 As rain fell』の2本が収録されています。記事中のキャプチャ画像は、作画や字幕などに違いがある場面の代表的なカットです。

第1話『好きAn april day』

劇中歌のフォント

TV放送版（TBS）
	字幕フォント：ライラ DB
BD版
	字幕フォント：FCイーマ 407
TV放送版（TOKYO MX）
	字幕フォント：ライラ DB

【Aチャンネル】劇中歌の歌詞字幕フォントがTV放送とBDで違う件でも書きましたが、TV放送版（TBS・TOKYO MXの両方）は ライラ DB （フォントワークス）、BD版は FCイーマ 407（富士通ミドルウェア）です。

エンディング映像の作画修正はTV放送版（TOKYO MX）だけ

TV放送版（TBS）
	作画修正無し
BD版
	作画修正無し・TV放送版（TBS）と同じ
TV放送版（TOKYO MX）
	電光掲示板の文字とドア広告の追加、つかまり棒のパース修正

TV放送版（TOKYO MX）だけ、エンディング映像の電車内のシーンに作画修正があります。修正箇所は次の三つ。
①ドア上の電光掲示板に「反対側のドアが開きます」の文字が追加
②ドアの広告が追加
③スタンションポール（つかまり棒）のパースが修正
BD版はTV放送版（TBS）のままで修正されていません。修正作業がBD第1巻の発売に間に合わなかったのでしょう。BD第2巻以降では修正されています。

第2話『雨の日はお風呂 As rain fell』

劇中歌のフォント

TV放送版（TBS）
	字幕フォント：ライラ DB
BD版
	字幕フォント：FCイーマ 407
TV放送版（TOKYO MX）
	字幕フォント：ライラ DB

第1話の劇中歌同様、TV放送版（TBS・TOKYO MXの両方）は ライラ DB （フォントワークス）、BD版は FCイーマ 407（富士通ミドルウェア）です。

エンディング映像の作画修正はTV放送版（TOKYO MX）だけ

TV放送版（TBS）
	作画修正無し
BD版
	修正無し・TV放送版（TBS）と同じ
TV放送版（TOKYO MX）
	電光掲示板の文字とドア広告の追加、つかまり棒のパース修正