Edit your comment 感想お疲れ様でした。 三四郎様の総括に私もほぼ同意です、DVDを買わないこと以外はw 三期放送決定、制作アスリードが決定されてから、放送されるまでの雑誌等の事前情報から推測された、ほぼ予想通りの出来でした。 ただし、悪い意味で予想が当たってしまった所が、結局DVDスルーの決断をするに至りました。 まず、脚本の読み違いですね。 小鹿りえ氏が一人で全て担当されてましたが、氏の実績を鑑みると、二期の担当回、及びドラマCDに於いて…あ、ドラマCDは購入していないので、評判からの推測になってしまいますが、氏は桜場コハル作品のツボを捉えきれていないのでは?という不安がありました。 そして、実際の放送で「ああ、やっぱり…」という残念さが込み上げてきます。 結局“脚本自体は原作をトレースしている”ため、読み違いがあるとかえって目立つ、といことになってましたよね。 さらに“桜場コハル作品の優秀な脚本家が他に居る”という事実が、なんとも言えないやりきれなさを感じます。 独特な台詞回しの妙をアニメで再現しきれなかった、出来なかった、というところが残念でならないのです。 思い返せば、削られた台詞に「あれ?」と思い、追加された説明台詞に溜息をつき、捉えきれていない保坂にイライラする、という感じで視聴していたような気がします。 また、何故か継承されてしまった背景美術です。 何故これを引き継いでしまったんでしょうね? このおかげで、残念な結果になった原作ネタも存在しますし、私的に「台所のテーブルで食事をする三姉妹」「カナとチアキの相部屋」「高校の階段教室」が映るたびに、やめて~!という鬱な気分になってましたorz おかわりのトラウマが呼び覚まされる、というのも確かにあるんですが、それが無かったとしても、相当違和感あると思うんですよ。 童夢版と同じに出来ない大人の事情があったのかと思いますが、その童夢版の間取りから、廊下とリビングをつなぐドアを、引き戸に改造した間取りにすると、全ての原作ネタが違和感無く再現出来るんですけどね。 また、三四郎様は総括で、多少甘口と仰っておられますが、実際三期は評価分かれると思うんですよね。 おかわりの二の舞になるのではないか、これを一番不安視していた方々にとっては、三期は「いい意味で予想外」だったのかと思います。 とにかく“ちゃんとみなみけのアニメになっている”のは確かですし。 これが第一期目のアニメなら、そこそこの評判を取っていただろうと推測します。 しかしながら、行間や台詞回し、このあたりまで再現できるか、読めているか?が気になってしまう方々にとっては、かなり我慢や妥協を強いる結果になってしまったことも事実ですよね。 そして、繰り返しになりますが、行間が読めて台詞回しの再現が出来るスタッフが他に居る、という事実が、問題を複雑にし失望感を増す結果になっているのが残念でなりません。 先日終了したWBCに例えますと、強化合宿で良い結果を残した投手と悪かった投手がいたとして、何故か悪かった投手を選び、良かった投手を落として、大事な試合で悪かった投手を当番させ、打ち込まれたが試合はなんとか勝った、或いは僅差で負けた、という所でしょうか。 この場合、打たれた投手よりも、その投手を選んだ側により多く責めがあるでしょう。 ですので、確かにアスリードに対して、こと「みなみけ」に対しては二期のこともあるので、あまりいい感情を持っていないのも事実ですが、今回の三期制作アスリードに関しては、この選択をしたスターチャイルドの方により不信感を感じました。 以上の理由をもって、6巻特装版もスルーするつもりです。 正直な話、こちらの感想記事を拝見させていただくだけで十分な内容だろうと確信していますのでw 記事の方、楽しみにしておりますので宜しくお願いします。 最後に 保坂オチは予想通りでしたが、夢を見た、という所で終わっていて、保坂ならどうするか、何と言うか?までいっていないところが三期らしかったかなと。 あおしま氏や鴻野氏なら 「そうか、これは愛の試練か。ならば俺は、この試練を乗り越え、必ずや南ハルカを探し出して見せよう!たとえ世界のはて、銀河のはてに行こうとも、君を探し当て、この腕で抱きしめ、二度と放さないと誓おう!!」 みたいに夜中に絶叫する方向でいくのかな、とか考えながら見てましたw SECRET SendDelete