Edit your comment ◆長男さんへ > とにかく、キャラ同士の掛け合いそのものが面白いですよね。 > そして、笑いの種類が、爆笑ではなく、終始ニヤニヤが止まらない的な感じです。 > 原作通りであるはずの、3期の物足りなさの大部分が、ここに原因があると思います。 > "オチで笑わす"ことに拘泥しすぎた、と言いましょうか、掛け合いの部分を、オチに至るまでの単なる過程、として普通にサラっと流してしまっていた、という感じですね。 > このあたりが、原作読んでてニヤニヤが止まらなかったハズなのに、何かアッサリ終わってしまったぞ!?になってしまっていたように思います。 アニメ3期の保坂カレーの妖精回、ナツキがトウマの帰宅時間をハルカに相談する回などは 普通に見ると確かに面白いのですが、掛け合いでニヤニヤというよりも、キャラの行動やビジュアル、 過剰な演出の面白さであって、「みなみけ」本来の笑いのベクトルとは違うんですよね。 その証拠に、これ以外の回は原作の筋書きを追うだけで、「みなみけ」の会話の妙が足りないし、 長男さんのおっしゃる通り、「何かアッサリ終わってしまったぞ!?」的な構成が多かったと思います。 > この、ニヤニヤが止まらない感(?)を演出しているのが、キャラ同士の軽妙な掛け合いであること、これが重要なんだなぁと思う次第であります。 > ですので、オチ自体が弱い話でも、ここに至る過程の掛け合いを、充分に描ききることが出来ていれば、ちゃんと面白く観る(聞く)ことができますよね。 > 例を挙げれば、一期7話、原作35話「変わるもの」は、ありがちな感じで弱いオチだと思いますが、カナとケイコの掛け合いと、顔アップの演出でしっかりと(?)ニヤニヤできたんじゃないかとw > 3期ですと、例えば原作85話「隠すな」で、マキにジワジワとイジられる藤岡が、読んでいてニヤニヤしっぱなしだったんですが、アニメでは、かなーりアッサリで物足りなくて超ガッカリだったんですよ。 > これもオチがかなり弱めな話ですし、間を上手く使わないとダメになる回でした。あおしま氏ならば…という思いが…楽しみにしてたのに。・゚・(ノД`)・゚・。 3期の話題になると毎回書いてますが、場面転換に出て来たタイトルロゴが転がるワイプなんかが、 最たるものですね。 > そして、オリジナルの掛け合いで、コハル作品っぽい台詞を作るのが、非常に神掛かってますよね。 > 特に顕著なのが保坂でしょうw > 04のカレー作る話は、単体で抜き出すと、ナルシストっぽくてカッコイイ、いかにも保坂的な台詞ばかりですよねw > それともう一つ > 保坂の愛する人=ハルカ、ということをナツキは知らない > チアキとトウマが友達で、その縁でナツキは南家に出入り可、ハルカの手料理だって食べたことあるゾ。ということを保坂は知らない > という相関関係を、あおしま氏はさすがにしっかり把握されていますね。 > この話、保坂は「愛する人」とは言いますが、「南ハルカ」とは一言も言ってないですよね。 > このへんの配慮、さすがです。 単語一つひとつの配慮もさることながら、異なる原作の話をリンクさせるのも上手いですよね。 DVD特典のミニドラマ1.5の番長ネタとかもそうでした。 > こんなに作品に適合した人材をスルーする、スタチャの調整能力は…上手く言葉が出てこないですorz つくづく思うのですが、音羽グループにもアニメ企画・製作の専門会社が必要ですね。 ちょうど、ライバルの一ツ橋グループ にある小学館集英社プロダクションみたいな会社です。 スタチャは講談社の子会社ですが、DVDとかCD販売に主軸を置いたレコード会社なので、 大局的に見れば、企画・製作に特化した専門会社の方が原作を抱える出版社側のメリットは 大きいと思うのですが・・・。 SECRET SendDelete